アナログナースコール用の基板(パッケージ)~ビジネスフォン・PBXにアナログナースコールシステムを接続するために必要となる基板~

アナログナースコール用の基板(パッケージ)はビジネスフォン・PBXにアナログインタフェースのナースコールシステムを接続するために必要となる基板です。

目次

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アナログナースコールシステムとビジネスフォン・PBXを接続してPHS子機を連動させる

ナースコールシステムに接続された各所のナースコール呼び出し用の押しボタンを押すとナースコールシステムの親機が呼び出されます。

このナースコールシステムの親機はナースステーションに設置されていることが多いのですが、ここでひとつ問題が出てきます。

ナースコール呼び出しに応答するためにはナースコール親機までかけつけなければなりません。

ナースコールシステムとビジネスフォン・PBXを接続する最大の目的はPHS子機を連動させること

ビジネスフォン・PBXとナースコールシステムを接続することでビジネスフォン・PBX配下のPHSを連動させることができます。

押しボタンが押されると、ナースコール親機の他に複数のPHS子機を同時に呼び出すことが可能になります。

呼び出されたPHS子機は液晶画面に押しボタンの場所の名称が表示されるので、呼び出された場所にかけつける時間を大幅に短縮することができます。

ナースステーションのスタッフにPHS子機を配布しておけば、ナースステーションに設置されているナースコール親機に縛られることもありません。

アナログナースコールシステムとビジネスフォン・PBX間を6芯のケーブルで接続

アナログナースコールシステムとビジネスフォン・PBX間は6芯のケーブルで接続します。

6芯ケーブルの内訳

  • CA・CBの2芯
  • RA・RBの2芯
  • TA・TBの2芯

この6芯のケーブルを使ってアナログ信号で通信を行います。

アナログナースコールシステム用の基板(パッケージ)はほとんど製造されていない

現在のナースコールシステムはデジタルインタフェースのデジタルナースコールシステムが主流となっています。

アナログインタフェースのナースコールシステムは老朽化に伴い年々デジタルインタフェースのものにリプレースされてきているので、アナログナースコールシステム用の基板(パッケージ)もごく一部の機種でしか製造されていません。

アナログインタフェースのナースコールシステムに接続して運用しているビジネスフォン・PBXを先にリプレースするときにはどうすればいいのか

ビジネスフォン・PBXの新しい機種ではほとんどの場合アナログナースコールシステム用の基板(パッケージ)は製造されていません。

ここで3つの選択肢が出てきます。

1.アナログナースコールシステム用の基板(パッケージ)を実装できるビジネスフォン・PBXにリプレースする。

1つめは現状と同じようにアナログナースコールシステム用の基板(パッケージ)を実装できるビジネスフォン・PBXにリプレースする、という選択肢です。

しかしアナログナースコールシステム用の基板(パッケージ)を実装できるビジネスフォン・PBXはごくごく限られています。

アナログナースコールと連動できたとしても他の機能面で納得できるかはわかりません。

2.現状のビジネスフォン・PBXとは別に新しいビジネスフォン・PBXを設置。新旧ビジネスフォン・PBX間を専用線で結んで運用する。

2つめは現状のビジネスフォン・PBXはアナログナースコール接続用として残し、新しいビジネスフォン・PBXを別途設置する、という選択肢です。

現状のビジネスフォン・PBXと新しいビジネスフォン・PBX間は専用線で結びお互いに通話ができるように設定して運用します。

ナースコール連動以外での機能面の選択肢が増えるというメリットがある代わりに、余分に設備投資する必要があるというデメリットもあります。

3.デジタル-アナログ変換装置を別途用意して、アナログナースコールシステムを新しいビジネスフォン・PBXのデジタルナースコールシステム用の基板(パッケージ)に接続して運用する。

3つめはデジタル-アナログ変換装置を使用してアナログナースコールシステムをデジタルナースコール用の基板(パッケージ)に接続する、という選択肢です。

ナースコール対応しているビジネスフォン・PBXは基本的にはデジタルナースコール用の基板(パッケージ)を実装して接続します。

デジタル-アナログ変換装置で6芯のアナログ接続から4芯のデジタル接続に変換すれば、アナログナースコールシステムをデジタルナースコール用の基板(パッケージ)に接続することができるようになります。

接続するナースコール制御機の台数と同じ数だけのデジタル-アナログ変換装置が必要になるというデメリットはありますが、ビジネスフォン・PBXの選択肢が増えるというメリットもあります。

アナログナースコール用の基板(パッケージ)1枚あたりに接続できるナースコール制御機の台数

  • 2台
  • 4台
  • 8台

アナログナースコール用の基板(パッケージ)によく付けられる型番

  • NC
  • NCI
  • NCIF

最後に

アナログナースコール用の基板(パッケージ)は今となってはほとんど使われることのない基板です。

どうしてもアナログナースコールシステムに接続する必要があっても現在ではデジタル-アナログ変換装置を使用することで対応することができるので今後ますます使用される機会は減っていくものと思われます。

最後までご覧いただきましてありがとうございます。

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