デジタルコードレス用の基板(パッケージ)~ビジネスフォン・PBXにPHSアンテナを接続するための基板~

デジタルコードレス用の基板(パッケージ)はデジタルコードレス端末(PHS)のPHSアンテナをビジネスフォン・PBXに接続するときに必要となる基板です。

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デジタルコードレス端末(PHS)をビジネスフォン・PBXの内線として使うために必要となる基板

デジタルコードレス端末(PHS)は1.9GHz帯の周波数帯の電波で通信を行います。

この周波数帯の電波を作り出すのがPHSアンテナです。

そしてPHSアンテナをビジネスフォン・PBXに接続するために必要となるのがデジタルコードレス用の基板(パッケージ)なのです。

PHSアンテナ1台でデジタルコードレス端末(PHS)3台まで同時通話可能

PHSアンテナ1台でデジタルコードレス端末(PHS)は3台まで同時通話が可能です。

3台以上で同時通話をするような場合はPHSアンテナの台数を同時通話数に応じた分だけ設置する必要があります。

例えば7台程度の同時通話が見込まれる場合は、PHSアンテナを最低3台以上設置しなければなりません。

PHSアンテナを3台設置するとして、必要となるデジタルコードレス用の基板(パッケージ)は次のようになります。

  • 2回線用の基板(パッケージ)なら2枚必要
  • 4回線用の基板(パッケージ)なら4枚必要

PHSアンテナ1台あたりの電波範囲は半径30m~50m程度

PHSアンテナの電波範囲は設置環境により大きく左右されます。

平均的な電波範囲としてはPHSアンテナを中心とした半径30m~50m程度となっています。

電波を遮るような障害物がない場所であれば、100m以上カバーできることもあります。

逆に電波環境に悪いところに設置した場合は、壁1枚隔てただけでも電波が届かないケースもあります。

電波状況は目視することができませんので、PHSアンテナを新規に設置するときには事前に電波測定を行った上で計画的に設置するようにしましょう。

PHSアンテナは電話機よりも必要とする電力量が多い

PHSアンテナは広範囲にわたって電波を作り出す分、必要とする電力量もより多く必要になります。

ビジネスフォン・PBXの機種によってはデジタルコードレス用の基板(パッケージ)の他に、別途電源供給用のユニットを追加実装しなければならないこともあります。

デジタルコードレス用の基板(パッケージ)とPHSアンテナ間は2線式もしくは4線式で接続

PHSアンテナは広い敷地に設置する機会が多いので、ビジネスフォン・PBXから遠く離れた場所に取り付けることもあります。

PHSアンテナは通常は2線式で動作しますが、距離が遠くなると2線式だけでは電力供給が不十分になることもあります。

その場合、電力供給用としてさらに2芯追加して、4線式でPHSアンテナを接続することもあります。

ビジネスフォン・PBXから遠く離れた場所にPHSアンテナを設置する場合はAC100Vを別途供給することもある

4芯の電話線で接続してもPHSアンテナが動作しないほど遠くに設置しなければならないこともあります。

その場合、PHSアンテナにAC100Vの電源を近くのコンセントから別途供給することで電力不足を解消します。

デジタルコードレス用の基板(パッケージ)1枚あたりに接続できるPHSアンテナの台数

  • 2台
  • 4台
  • 8台
  • 16台

デジタルコードレス用の基板(パッケージ)によく付けられる型番

  • CSI
  • CSIU
  • CDLC
  • BSIU

最後に

デジタルコードレス用の基板(パッケージ)は昔は距離に関係なく4線式がデフォルトでしたが、最近は2線式が主流となっています。

設置距離も以前よりも改善されているので、別途電源ユニットを増設、あるいはAC100Vを別途供給、というようなことはほとんどありません。(年々進化してるんですね)

デジタルコードレスはPHSアンテナさえ設置してしまえば、電波の範囲内であれば、どこでも自由に通話ができるのが最大の魅力といえるでしょう。

ちなみにPHSアンテナは次のように呼ぶこともあります。

  • BS
  • CS
  • 基地局

最後までご覧いただきましてありがとうございます。

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