ビジネスフォン・PBXに収容している電話回線にVPNサービスを契約、拠点間の内線通話と通話料金を削減

VPNを導入する

現在利用している電話回線にVPN(バーチャルプライベートネットワーク)サービスを契約することで、拠点間の通話料金を大幅に削減することが可能です。

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拠点間の通話が内線のように利用できる

拠点間の通話が内線のように利用できる各拠点で使用している次のような電話回線にVPN(バーチャルプライベートネットワーク:仮想専用線)契約をすることで、拠点間同士の通話が内線のような手軽さでできるようになります。

  • アナログ回線
  • INS64回線
  • INS1500回線

1回線あたり数百円程度の月額料金がかかりますが、通話料金に関しては拠点間での通話、及び拠点間以外への通話にかかる料金が通常よりも安くなります。

既存の電話回線を利用できるので次のようなメリットがあります。

  • 別途機器を必要としないので余分なコストがかからない
  • ビジネスフォン・PBXの設定もおおがかりな変更を必要としない

VPNサービスにはオンネット通話とオフネット通話の2種類がある

VPNサービスは複数の拠点間の電話回線を専用のVPN網で結ぶサービスです。

VPNサービスでの通話には次の2種類があります。

  • 同じVPN網の契約者同士で通話を行うオンネット通話
  • VPN網の契約者からVPN網以外への通話を行うオフネット通話

拠点間同士での通話はオンネット通話、それ以外の通話はオフネット通話となります。

例えばつぎのようなVPN環境だとしましょう。

拠点AのVPN環境

  • VPN網内の拠点番号「8000」
  • ビジネスフォン・PBX配下の内線番号「100~199」
  • VPN網への発信特番は「8」(閉番号設定のため特番を含んだダイヤルが送出される)
  • 通常の外線発信特番は「0」(自動的にオフネット発信特番「0」を付加する)

拠点BのVPN環境

  • VPN網内の拠点番号「8001」
  • ビジネスフォン・PBX配下の内線番号「200~299」
  • VPN網への発信特番は「8」(閉番号設定のため特番を含んだダイヤルが送出される)
  • 通常の外線発信特番は「0」(自動的にオフネット発信特番「0」を付加する)

オンネット通話のかけかた(VPNサービスやビジネスフォン・PBXの設定により異なります)

  1. 拠点Aの内線100から「8001200」とダイヤルする
  2. ダイヤルされた拠点番号が「8001」であることから拠点Bの電話回線に着信する
  3. 拠点番号の次のダイヤルが「200」であることから内線200を呼び出す
  4. 拠点Bの内線200に直接着信する

オフネット通話のかけかた(VPNサービスやビジネスフォン・PBXの設定により異なります)

  1. 拠点Bの内線100から「0090aaaabbbb」とダイヤルする
  2. 0発信で電話回線をつかんだあとで、ビジネスフォン・PBXの設定によりVPNオフネット発信特番「0」を自動的に付加する
  3. オフネット発信特番「0」を受信したVPN契約の電話回線はオフネット発信であると認識する
  4. VPN網外の公衆網を経由して相手の電話番号「090aaaabbbb」を呼び出す
  5. 「090aaaabbbb」の電話機に着信する

オンネット通話を使えば拠点間での内線通話が可能となります。

オフネット通話を使えばいつものように普通に相手に電話をかけることができるわけです。

各社のVPNサービス

各社のVPNサービスには次のようなものがあります。

  • NTTコミュニケーションズ「メンバーズネット」
  • ソフトバンク「ボイスネット/ボイスネットお得ライン」
  • KDDI「ビジネスコールダイレクト」

最後に

  • 複数の拠点同士で内線通話を使いたい
  • あるいは拠点間同士の通話料金を削減したい
  • あまりイニシャルコストをかけたくない

VPNサービスはこのような条件にうってつけのサービスといえるでしょう。

最後までご覧いただきましてありがとうございます。

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