分散着信~ビジネスフォン・PBXに収容している電話回線に着信すると局線表示盤やリンガが電話機の代わりに着信鳴動~

ビジネスフォン・PBXに収容している電話回線に外線着信すると分散着信専用の局線表示盤やリンガが着信鳴動します。

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外線着信すると分散着信専用の端末に着信

分散着信は外線着信時に電話機が直接鳴動するわけではありません。

ビジネスフォン・PBXに収容している電話回線の着信方式を分散着信にすると、外線着信した時に分散着信専用の局線表示盤あるいはトーンリンガが着信鳴動します。

局線表示盤とは

局線表示盤には複数のランプが割りつけられていて、分散着信する電話回線とランプは1対1で対応する形になります。

局線表示盤のランプと電話回線の対応例

  • ランプ1 は ○○-○○○○-1111 に対応
  • ランプ2 は ○○-○○○○-2222 に対応
  • ランプ3 は ○○-○○○○-3333 に対応

着信時には該当するランプが点灯し、着信ベルが鳴動

たとえば ○○-○○○○-1111 に外線着信すると局線表示盤のランプ1が点灯もしくは点滅します。

ランプが点灯(もしくは点滅)すると同時に局線表示盤の着信ベルが鳴動します。

リンガとは

リンガは局線表示盤とは違いランプの表示はありません。

ビジネスフォン・PBXに収容している電話回線に着信すると、リンガの着信ベルが鳴動するというだけの代物です。

外線着信中に分散応答の特番をダイヤルして内線電話機から応答する

ビジネスフォン・PBXに収容している電話回線が着信して局線表示盤もしくはリンガが着信鳴動している時に、内線電話機から分散応答特番をダイヤルすることで、着信している外線に応答することができます。

一般電話機やPHSなどで利用

分散着信はファンクションキーのついていない一般電話機やPHSで使われることが多いです。

多機能電話機であればファンクションキーに電話回線を直接割り付けることができるので局線表示盤やリンガを利用する必要がないからです。

分散着信の動作概要

1.分散着信として設定している電話回線に着信する

分散着信の設定をした外線が着信します。

ビジネスフォン・PBXに分散着信として着信方式を設定している電話回線○○-○○○○-2222に着信します。

2.局線表示盤の着信ベルが鳴動、着信外線に該当するランプが点灯

局線表示盤の着信ベルが鳴動し、着信外線に該当するランプが点灯します。

○○-○○○○-2222 に着信すると局線表示盤が次のような動作をします。

  • ○○-○○○○-2222 と対応しているランプ2が点灯する
  • 着信ベルが鳴動する

3.内線電話機の受話器を上げて分散応答特番をダイヤル

内線電話機の受話器を上げて分散応答特番をダイヤルします。

着信鳴動している局線表示盤の近くの内線電話機で次の操作を行います。

  1. 内線電話機の受話器を上げる
  2. 分散応答特番 (たとえば8) をダイヤルする

4.着信している電話回線に応答、通話

着信している外線に応答し、通話状態になります。

分散応答特番をダイヤルした内線電話機が着信に応答、通話状態になります。

局線表示盤はランプ表示が消え(あるいは点灯したまま)、着信ベルの鳴動が止まります。

最後に

分散着信は現在の多機能電話機が登場する前によく利用されていた着信方式です。

現在では多機能電話機のファンクションキーに電話回線を直接割り付けることができるので局線表示盤やリンガなどの機器は必要ありません。

最後までご覧いただきましてありがとうございます。

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