新品は高いので中古で安く済ませたい!中古ビジネスフォン・PBXを選ぶときのポイント

ビジネスフォン・PBXの価格は?(中古の場合)

新品のビジネスフォン・PBXは高くて手が出せない。そんな場合は中古を選択するのもひとつの手です。

中古のビジネスフォン・PBXは次の要素で価格が大きく変わってっきます。

  • 機器の構成
  • 発売年月
  • 機種
  • 機器の状態

しかし価格の安さだけで中古ビジネスフォン・PBXを選んでしまうとあとで後悔するはめになるかもしれません。

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A.中古ビジネスフォン・PBXでおさえるべきポイント

中古のビジネスフォン・PBXの導入にあたってはいくつかおさえておいたほうがいいポイントがあります。

A-1.古すぎるビジネスフォン・PBXはやめておく

古いビジネスフォン・PBXほど値段も安くなる傾向にあります。しかし製品の販売が終息してから10年以上経過しているような機種はおすすめできません。

A-1-2.入手すること自体が困難

あまりにも古いビジネスフォン・PBXになるともし故障したときに、パーツが手に入らない可能性が高くなります。

中でもビジネスフォン・PBX本体のCPUや電源ユニットなどが故障してしまったときに、代替品が手に入らなければ、最悪の場合すべて取り替えることになりかねません。

掘り出し物扱いされているような中古ビジネスフォン・PBXを見かけても、まずは調べてから検討するようにしましょう。

A-1-3.やっぱり古い機種は故障の不安が大きい

たとえ製品の流通量が多く、替えがきくものだとしても経年劣化を防ぐことはできません。たとえ未使用状態で保管されていたとしても劣化はします。

多くの中古ビジネスフォン・PBXは保証期間がない場合が多いです。あったとしてもせいぜい数ヶ月程度の間だけだったりします。

多くのビジネスフォン・PBXは10年程度はもつように設計されていますが、それ以上の年数を続けて使い続けるのは何らかのサポートがないと厳しいかもしれません。

故障とは不思議なもので一度起きると立て続けに発生するケースが少なくありません。

A-1-4.機能的に物足りない

中古ビジネスフォン・PBXは、新製品に比べると機能的にも物足りないこともあります。

  • ナンバーディスプレイなどのサービスに対応していない
  • ISDN回線(INS64、INS1500)を収容できない
  • iナンバーに対応していない
  • PHSに対応していない
  • ひかり電話のLAN直収ができないなど

新しい機種では当たり前のように使える機能が古すぎる機種になってくると機能自体が実装されていないことがあります。

A-2.工事に対応できる業者が少ないビジネスフォン・PBXはやめておく

中古のビジネスフォン・PBXの中には製造から撤退したメーカー製のものが出回っていることもあります。たとえ購入しても設置業者がいない、ということになると結局のところただの粗大ごみにしかなりません。

また撤退していなくても市場の流通量が非常に少ない機種もあります。そういった機種を選択してしまうと、いざ故障したときに代替品が手入ったとしても工事業者が見つからないといったことになってしまいます。

とりあえずポイントとしては探すときは「よく見かける」製品を選択することをおすすめします。

A-3.バッテリーが必要な端末はできるだけやめておく

ビジネスフォン・PBXの端末の中にはバッテリーが別途必要となるものがあります。

  • カールコードレス電話機(コードレス電話機の子機側にバッテリーが内蔵されている)
  • PHS子機

これらの端末を中古で購入した場合、基本的にバッテリーも中古のままの状態です。

内蔵されているバッテリーはおよそ2年~3年周期で取り替える必要があるので、中古品の場合、バッテリーの寿命がとっくに過ぎているものがほとんどです。

そうなるとバッテリーだけ新たに買いなおさなければならないことになるので、できるだけバッテリーが必要な機器の中古品は控えるようにしましょう。

A-4.利用する電話回線と機器構成をしっかりと合わせる

中古・新品にかかわらずビジネスフォン・PBXは利用する環境に応じてカスタマイズしなければ使い物になりません。

特に使用する電話回線に関しては見落としがちなケースが少なくありません。

電話回線の種類と本数を合わせる

アナログ回線の場合
  • アナログ回線用の基板(パッケージ)が必要
  • アナログ回線を5回線使うのであれば、5回路以上の基板(パッケージ)が必要となる(8回路の基板なら1枚、4回路の基板+2回路の基板、2回路の基板×3枚など)
INS64回線の場合
  • INS64回線用の基板(パッケージ)が必要
  • DSUが内蔵されていなければ、別途DSU用の基板(パッケージ)もしくは外部DSUが必要
  • INS64回線を3回線使うのであれば、3回路以上の基板(パッケージ)が必要となる(4回路の基板なら1枚、2回路の基板なら2枚、1回路の基板なら3枚必要)
INS1500回線の場合
  • INS1500回線用の基板(パッケージ)が必要
  • INS1500回線を2回線使うのであれば、INS1500回線用の基板(パッケージ)が2枚必要
IP電話(LAN直収)の場合
  • VOIP用の基板(パッケージ)が必要
  • IP電話を7回線使うのであれば、7ch以上の基板(パッケージ)が必要となる(8ch用の基板なら1枚、4ch用の基板なら2枚必要)

中古ビジネスフォン・PBXの参考価格帯

多機能電話機(中古)の価格帯

  • 数千円~新品の7,8割程度

ビジネスフォン・PBXでしか使えない専用の電話機です。

多機能電話機の新品の価格帯はおよそ30,000~50,000円程度となっています。

カールコードレス電話機(中古)の価格帯

  • 数千円~新品の7、8割程度

多機能電話機の受話器部分がコードレスになった電話機のことです。

カールコードレス電話機の新品の価格帯はおよそ60,000~100,000円程度となっています。

PHSアンテナ(中古)の価格帯

  • 数千円~新品の7、8割程度

PHS子機を内線として使うために必要となるアンテナです。

PHSアンテナの新品の価格帯はおよそ60,000~90,000円程度となっています。

PHS子機(中古)の価格帯

  • 数千円~新品の7、8割程度

PHSアンテナからの電波で通信を行う電話機のことです。

PHS子機の新品の価格帯はおよそ30,000~60,000円程度となっています。

一般電話機(中古)の価格帯

  • 数千円~新品の7、8割程度

家庭で使うような普通の電話機のことです。

一般電話機の新品の価格帯はおよそ10,000~30,000円程度となっています。

ビジネスフォン・PBX本体(中古)の価格帯

  • 数千円~新品の7、8割程度(システム容量、使用する機能によって異なります)

中古ビジネスフォン・PBXは本体と電話機すべて一式として販売されていることが多いので、本体のみを中古で購入する機会はあまりないかもしれませんね。

設置してくれる業者をおさえておく

ビジネスフォン・PBXは基本的には購入した会社に工事までお願いするのが一般的です。

しかし中古ビジネスフォン・PBXになると「購入した会社=工事する会社」ということにならないこともあります。

せっかく中古ビジネスフォン・PBXを安く手に入れることができても、工事会社を手配できなくては意味がありません。

購入する前に工事してもらえそうな会社を先に探しておくことをおすすめします。

最後に

中古ビジネスフォン・PBXは市場に数多く出回っていますが、素人が正確に見極めるには難しい部分がたくさんあることと思います。

親切な販売店であれば、希望する構成をわかりやすく確認したうえで購入することが可能なこともあります。

そして可能であれば、設置工事までひっくるめてお願いできる会社で購入できればよりベターです。

最後までご覧いただきましてありがとうございます。

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