ひかりラインバリュータイプは、NTTコミュニケーションズが提供するVOIP電話サービスです。
- 1chあたり月額800円(税抜)の定額料でひかりライン間無料通話
- 携帯電話への通話料金は1分あたり16円(税抜)
- 国内の通話料金(一般加入電話への通話料金)
- 月額基本料金(4chからの契約、1chあたり税抜1,700円)
- オプションサービス(発信電話番号受信サービス)
- オプションサービス(番号通知要請サービス)
- オプションサービス(迷惑電話おことわりサービス)
- オプションサービス(自動着信転送サービス)
- オプションサービス(一括転送サービス)
- オプションサービス(識別着信転送サービス)
- オプションサービス(転送先特定番号サービス)
- オプションサービス(特定番号通知サービス)
- オプションサービス(フリーダイヤル)
- オプションサービス(ナビダイヤル)
- ひかりラインバリュータイプのビジネスフォン接続イメージ
- 最後に
1chあたり月額800円(税抜)の定額料でひかりライン間無料通話
1chあたり月額800円(税抜)の定額サービスを申し込むことで、ひかりライン間及びNTTコミュニケーションズが提供する各種IP電話サービスへの通話料金が無料になります。
通話料金が無料になるサービスは以下の通りです。
- ひかりライン
- Arcstar IP Voice
- .Phone Direct
- 050plus for Biz
- OCNドットフォン オフィス
携帯電話への通話料金は1分あたり16円(税抜)
ひかりラインバリュータイプから携帯電話への通話料金は1分あたり16円(税抜)となっています。
ちなみにNTT東西の一般加入電話から各社の携帯電話への通話料金は以下のようになっています。(3分あたりの通話、税抜)
- 70円(NTTドコモ)
- 90円(KDDI(au))
- 120円(ソフトバンクモバイル)
- 90円(イー・アクセス)
このように一般加入電話から携帯電話への通話料金は1分あたりに換算すると、23円~40円になります。
ひかりラインバリュータイプであれば1分あたり16円となっているので、一般加入電話に比べるとお得になります。
国内の通話料金(一般加入電話への通話料金)
ひかりラインバリュータイプから一般加入電話への通話料金は全国一律で3分あたり8円(税抜)になっています。
ちなみにNTT東日本の一般加入電話同士の通話料金は以下のようになっています。(昼間料金のみ記載)
- 90秒・税別20円(区域隣接・~20kmまで)
- 1分・税別30円(20kmを超え60kmまで)
- 45秒・税別40円(60kmを超え)
このようにひかりラインバリュータイプから一般加入電話への通話料金は一般加入電話同士に比べてかなりお得な料金設定になっています。
月額基本料金(4chからの契約、1chあたり税抜1,700円)
ひかりラインバリュータイプは4chからの契約となっています。
4chの月額料金は税抜7,000円となっており、1chあたりの月額料金は税抜1,700円になります。
4chから通話本数を増設する場合は1BRI回線ごとに税抜3,400円(2ch、1番号)が月額料金に追加される形になります。
オプションサービス(発信電話番号受信サービス)
かけてきた相手の電話番号を着信時に確認したいときは「発信電話番号受信サービス」を契約します。
いわゆるナンバーディスプレイサービスに相当します。
1BRI回線(2ch)ごとに、月額1,800円(税抜)がかかります。
オプションサービス(番号通知要請サービス)
番号通知要請サービスを契約すると、非通知や通知不可の相手からの着信時に「番号を通知しておかけなおしください」というアナウンスを流します。
かけてきた相手は186を付加して番号を通知した状態にしないと、通常通り着信することができません。
番号通知要請サービスは1BRI回線(2ch)ごとに、月額400円(税抜)がかかります。
番号通知要請サービスを利用するためには、発信電話番号受信サービスを別途契約する必要があります。
オプションサービス(迷惑電話おことわりサービス)
迷惑電話おことわりサービスを利用すると、あらかじめ登録した迷惑電話の電話番号からの着信を拒否することができます。
1おことわりリストごとに、月額600円(税抜)がかかります。
オプションサービス(自動着信転送サービス)
会社への着信を外出先の携帯電話や別の電話番号に転送したいときには、「自動着信転送サービス」を利用します。
転送方法は以下の3つがあります。
- 無条件転送(転送元には着信せずに、ダイレクトに転送先へ着信が転送されます)
- 無応答時転送(一定時間着信に応答しなかった時に、転送先へ着信が転送されます)
- 話中時転送(転送元が通話中の時に、転送先へ着信が転送されます)
自動着信転送サービスは月額800円(税抜)がかかります。
オプションサービス(一括転送サービス)
一括転送サービスは、あらかじめグループ化された電話番号を外出先から一括で転送操作を行うことができるサービスです。
一括転送サービスでは以下の転送操作が可能です。
- 転送の開始
- 転送の停止
- 転送先の変更
いち一括転送グループごとに、月額800円(税抜)がかかります。
オプションサービス(識別着信転送サービス)
識別着信転送サービスはあらかじめ登録した電話番号からの着信のみ別の電話番号へ転送させることができるサービスです。
未登録の電話番号からの着信は転送されずに、通常通り着信します。
1電話番号ごとに、月額950円(税抜)がかかります。
オプションサービス(転送先特定番号サービス)
転送先特定番号サービスの転送先としてナビダイヤルの番号を設定することで、コールセンターのようなご利用が可能になります。
1電話番号ごとに、月額1,000円(税抜)がかかります。
オプションサービス(特定番号通知サービス)
特定番号通知サービスを利用することで、フリーダイヤルやナビダイヤルの番号を相手に通知させることができます。
0120、0800、0570などの番号を相手に通知することで、相手からのスムーズなコールバックを期待できます。
1BRI回線または1通知番号ごとに、月額100円(税抜)がかかります。
オプションサービス(フリーダイヤル)
フリーダイヤルを契約することで0120の電話番号を利用することができます。
通話料金は着信側が負担する形になります。
1フリーダイヤル番号ごとに、月額2,000円(税抜)がかかります。
オプションサービス(ナビダイヤル)
ナビダイヤルを契約することで、0570のナビダイヤルで着信させることができます。
通話料金は発信者側が負担します。
1ナビダイヤル番号ごとに、月額10,000円(税抜)がかかります。
ひかりラインバリュータイプのビジネスフォン接続イメージ
ひかりラインバリュータイプのビジネスフォン接続イメージです。
ひかりラインは光ケーブルでの提供となります。
光ケーブル→ONU→VOIPゲートウェイ→ビジネスフォン、という接続になります。
VOIPゲートウェイとビジネスフォン間はBRI接続になり、1BRI単位での接続になります。
ひかりラインバリュータイプは4chからの契約になりますので、最低でも2BRI接続する形になります。
ビジネスフォン側ではBRI接続パッケージを利用するch数分だけ用意する必要があります。
最後に
一般加入電話と比べて、ひかりラインバリュータイプは月額基本料金が若干ですが安くなります。
しかしひかりラインバリュータイプのメリット通話料金の安さにあります。
一般加入電話、あるいは携帯電話への通話は一般加入電話からの通話よりも確実に通話コストを削減できます。
また、ひかりライン同士あるいはNTTコミュニケーションズのIP電話サービスへの通話は定額通話料金サービスに加入することにより、通話料が無料になります。
グループ間での固定~固定、あるいは固定~スマートフォンへの通話が多い企業様にはとても有効なサービスの1つと言えるでしょう。
ひかりラインバリュータイプは小規模事業所様向けのサービスとなっていますが、それ以上の規模の事業所様向けには「ひかりライン Arcstarダイレクト」というサービスがあります。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。