まわりがうるさくて電話機の着信音が聞こえない!5つの対策

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ビジネスフォンのまとめ記事

周囲の騒音で電話機が鳴ってもまったく気付かないケースがありませんか?

 

  • 静かな時は問題なく着信音が聞こえる
  • 電話機の着信音量を最大にしても周囲の騒音でかき消されてしまう
  • 着信に気付かないので電話に出る習慣がなくなり、結局使わなくなってしまう

 

騒音のせいで電話機が使いものにならない!

 

しかし連絡は取りたい!

 

そんな状況をなんとかするための5つの対策を紹介します。

 

 

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1. 構内放送(ページング)を使って、逆にこちらの内線を呼び出してもらう

この方法は構内放送(ページング)が使えることが前提になります。

 

内線を呼び出しても相手が気付かなければどうしようもない。

 

だったら構内放送(ページング)で呼び出せば間違いない。

 

というわけでこの方法です。

 

  1. 電話機から構内放送(ページング)を行う
  2. こちらの内線番号へ連絡ください、と伝える
  3. 放送を聞いた人は内線番号を呼び出す
  4. 放送した人が呼び出された内線に応答後、要件を伝える

 

という流れになります。

 

 

この方法のメリット

  • 放送が聞こえる範囲内であれば相手の場所を選ばない
  • 使い方が簡単

 

 

デメリット

  • 相手が放送を聞いたかどうかの確認が取れない

 

工場や病院、ホテルなどでは消防用設備の一環として放送設備も備えてあることが多いので、この方法で解決できることが多いのではないでしょうか。

 

 

2. 構内放送(ページング)の応用、放送に直接応答してしまう

これも構内放送(ページング)が使えることが前提になります。

 

1の方法では構内放送(ページング)に対して、折り返し内線を呼び出した後、要件を聞くという流れでしたが、この方法では次のような流れになります。

 

  1. 電話機から構内放送(ページング)を行う
  2. 放送に応答してください、と伝える
  3. 放送を聞いた人は、放送応答の操作をして応答する
  4. 通話状態になるので、呼び出した人は要件を伝える

 

 

この方法のメリット

  • 放送が聞こえる範囲内であれば相手の場所を選ばない
  • 放送に直接応答できるので、手間が少しはぶける
  • 使い方が簡単

 

 

デメリット

  • 相手が放送を聞いたかどうかの確認が取れない

 

放送を聞いている最中にも放送応答の操作をすれば放送に応答できるので、1よりもよりスピーディに通話することができるようになります。

 

 

3. 外線からの着信音をスピーカーから鳴らす

1と2の方法では構内放送(ページング)の操作を行う必要がありました。

 

では、事務所に電話を受ける人が不在の場合はどうなるのでしょうか?

 

騒音で電話の着信音が聞こえないわけですから、かかってきても気付かないわけで、当然誰も電話に出ませんよね?

 

ビジネスフォンには「外線からの着信音だけスピーカーから鳴らす」という機能を備えたものもあります。

 

この機能を使えば、スピーカーから外線着信音を聞こえるので、騒音に負けて気付かないこともありません。

 

この方法のメリット

  • スピーカーから外線着信音が聞こえるので、騒音の中でも大丈夫

 

 

デメリット

  • 内線からの着信には対応していないので、内線着信音には別途対策が必要

 

この機能を使えば、電話を受ける事務所が不在でも外線からの着信音はスピーカーから聞こえるので、着信に気付かなかったという言い訳はもう通用しませんね。

 

 

4. 電話機にコールスピーカーを取り付け、着信音量を増幅

電話機のスピーカー端子にコールスピーカーを取り付けることで、電話機の着信音を増幅します。

 

電話機のスピーカー端子は電話機の内部に取り付けられているので、基本的には分解しなければなりません。

 

スピーカー端子(2芯)にコールスピーカーからのケーブル(2芯)をパラ接続し、コールスピーカーで音量を拡大する形になります。

 

尚、コールスピーカーは別途AC100Vの電源が必要となります。

 

このコールスピーカーを取り付ければ、ほぼ間違いなく着信音は聞こえるようになります。

 

 

 

この方法のメリット

  • 電話機の着信音を大幅に増幅してくれる
  • スピーカーの音を増幅するので、音声呼び出しと組み合わせることで放送としても使える
  • 比較的低コストで設置できる

 

 

デメリット

  • 近くに電源AC100Vがない場合は別途電源工事が必要
  • 実際の電話機の着信音と音の種類が異なることがある

 

コールスピーカーは電話機と1対1で設置する形になるので、騒音のひどい場所にある電話機に対してだけ取り付けることになります。

 

台数が多いと費用もそれなりにかかってしまいますが、着信音の増幅に関しては間違いありません。

 

 

5. ストロボリンガーで光と音で着信をお知らせ

着信音を増幅しただけではやっぱり気付かない、という場合はストロボリンガーで光でも着信を通知させることができます。

 

電話機の着信時にストロボリンガーが強い光を一定周期でピカッとフラッシュとして放ちますので、着信音が聞こえなくても目で着信があることを知らせてくれます。

 

 

ストロボリンガーの接続方法は主に次の3通りになります。

 

  • 一般内線用の電話線→ストロボリンガー→一般電話機
  • 一般加入者回線(ISDNは不可)→ストロボリンガー→一般電話機もしくはビジネスフォン
  • 多機能電話機のスピーカー端子→別途アダプタ→ストロボリンガー→、別途アダプタを経由しストロボリンガーに接続

 

 

この方法のメリット

  • 着信を音だけでなく光でも通知してくれる
  • ストロボ(光)だけの設定も可能

 

 

デメリット

  • 見通しの悪い場所では気づかないことがある
  • 別途AC100Vが必要
  • 多機能電話機に接続する場合は別途アダプタが必要となることがある

 

ストロボリンガーはコールスピーカーよりも若干高価になりますが、光でも着信を知らせてくれるので汎用性はより高くなっています。

 

 

最後に

電話の着信が聞こえない。

 

着信が聞こえない側は気にならないものなんですが、呼び出す側からすると困ったものなんですよね。

 

というわけで、5つの対策を紹介させていただきました。

 

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最後までご覧いただきましてありがとうございます。