複数の仮想内線で内線代表グループを組んで使用します。
仮想内線の同時使用本数に応じて内線代表を組む
仮想内線でも通常の内線電話機と同じように、内線代表グループを組むことが可能です。
仮想内線への着信が1本だけでは足りない
仮想内線も通常の内線電話機と同じように通話中にかかってくると相手には話中音(ビジートーン)が送出されて2本目以降は着信できません。
このように仮想内線への着信が1本だけでは足りない場合には複数の仮想内線で内線代表グループを組みます。
内線代表グループ01(仮想内線)
- 仮想内線201(パイロット)
- 仮想内線202
- 仮想内線203
- 仮想内線204
仮想内線201をパイロット番号として合計4つの仮想内線で内線代表グループを組むことで、同時4通話までの対応が可能になります。
必要な本数に応じて仮想内線で内線代表グループを組むことで運用を最適化するのです。
ちなみに仮想内線1つでも複数の着信に対応させることは可能
内線代表を組まなくとも、1つの仮想内線で複数の着信に対して同時に対応させることも可能です。
その場合の着信の動きは次の通りです。
1本だけ着信して仮想内線で応答した場合の動き
- 仮想内線ボタンに着信する
- 仮想内線ボタンが着信点滅し着信ベルが鳴動する
- 仮想内線ボタンを押して着信に応答、通話状態になる
- 通話状態になると仮想内線ボタンのランプが消灯する
2本以上着信して仮想内線で応答した場合の動き
- 仮想内線ボタンに着信する
- 仮想内線ボタンが着信点滅し着信ベルが鳴動する
- 仮想内線ボタンを押して着信に応答、通話状態になる(1本目に応答)
- 引き続き仮想内線ボタンのランプが着信点滅し着信ベルが鳴動する(2本目は引き続き着信中)
このように1つの仮想内線だけでも複数本の着信をさせることは可能です。
しかしその方法だと実際に利用している本数をボタンを見ただけでは把握することができません。
内線代表グループを組んだ仮想内線をすべてボタンとして割り付ける
仮想内線の利用状況を把握するには内線代表グループを組んだ仮想内線のすべてを多機能電話機のファンクションキーに割りつけます。
仮想内線を割りつけたボタンのランプ状態で利用状況を把握することができるようになります。
最後に
仮想内線は必要な本数に応じて内線代表グループを組んで運用するのが一般的となっています。
外線ボタンだと思っていたら実は仮想内線ボタンだったというケースもよくある話です。
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