【大規模容量タイプのPBX】内線も外線もたくさん接続できる!

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大規模タイプのPBX 内線電話機数百台~、外線本数数百本~ システム容量に応じたラインナップ
  • 内線電話機を数百台以上つける
  • 外線を数百本以上収容する

 

このくらいの規模になると、大規模容量タイプのPBXを選択することになります。

 

 

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PBX本体の設置スペースの確保と設計が不可欠

大規模容量タイプのPBXになると、PBX本体のサイズも当然大きくなります。

 

それに伴い、PBX本体を設置するスペースの確保と設計が不可欠になります。

 

主には次のような内容です。

 

  • PBX本体に電源供給するための、専用の電源回路および電源容量の確保
  • PBX本体とは別に整流器を設ける場合は、そのスペースの確保
  • 室内の温度、湿度を適切に管理
  • PBX本体をメンテナンスするためのスペースの確保
  • 耐震処理

 

 

システムダウンしないよう、二重化構成にする

大規模容量タイプのPBXは、端末の接続台数の多さに比例して、システムの重要性がとても高くなります。

 

そのため、極力システムダウンしないように、CPU、制御系基板、電源系を二重化構成にすることが推奨されています。

 

二重化構成にしていれば、片側の系統が故障しても、もう片側の系統に自動的に切り替わります。

 

どちらか片側の系統さえ無事なら正常に動作しつづけるので、その間に故障した側の系統の復旧作業を行うことができます。

 

このように二重化構成をとっていれば、よほどのことが無い限りはシステムダウンすることはありません。

 

PBXの二重化構成は、必須というわけではありませんが、リスクヘッジをするためにも、二重化しておくに越したことはありません。

 

 

停電対策も必須

落雷や地震などの災害で電源の供給がストップし、停電状態になってしまうことも想定されます。

 

そこで大規模容量タイプのPBXでは、次のような停電対策を施します。

 

  • PBXは無停電の電源を確保しておく。もし停電になったとしても、建物の発電機回路に切り替わり、引き続き運用が可能。
  • 長時間の停電用バッテリーを搭載する。停電になっても数時間程度の稼働ができる。
  • 停電用電話機を各所に設置する。PBXがシステムダウンしても自動的に外線と停電電話機が直結され、ライフラインが確保される。

 

 

 

最後に

大規模容量タイプのPBXはビジネスフォンよりも、本体価格が高価になってきます。

 

導入に要する施工期間も数週間~数ヶ月と長期に渡ることがあり、導入後も様々な事態が想定されます。

 

十分な打合せを重ねた上で導入するように心がけましょう。

 

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