かけてきた相手が通知する発信者番号に応じてビジネスフォン・PBXの設定により着信方法や着信先をかえることができます。
かけてきた相手の発信者番号に応じた着信
ビジネスフォン・PBXの短縮ダイヤルに登録した電話番号に対して、着信先や着信方式を設定することができます。
特定の内線電話機に直接つなぎたい時や、特定のグループに着信させたいとき、あるいは追加ダイヤルイン着信させたいときなどに便利な機能です。
短縮ダイヤルに登録できる内容例
- 電話番号
- 漢字名称
- カナ名称
- グループ番号
- 着信音
- 着信方式
- 着信先
選択できる着信方式の例
- 個別着信(DIL)
- 追加ダイヤルイン(付加番号ダイヤルイン)
- DISA
- 一般着信
- 内線グループ着信
- 別の電話番号へ転送
- ボイスメールへの着信代行
着信方式ごとに選択できる着信先
個別着信(DIL)
内線番号を指定します。
- (例)内線300など
追加ダイヤルイン(付加番号ダイヤルイン)
特に指定はありません。
かけてきた相手が内線番号を直接ダイヤルするかたちになります。
DISA
特に指定はありません。
かけてきた相手が直接ダイヤルして操作するかたちになります。
一般着信
一般着信として鳴動するグループを指定します。
- (例)着信グループ01など
内線グループ着信
着信させたい内線グループを指定します。
- (例)内線グループ01など
別の電話番号へ転送
転送先の電話番号を指定します。
- (例)○○-○○○○-1111など
ボイスメールへの着信代行
ボイスメールのメールボックスなどを指定します。
- (例)メールボックス100など
ナンバーディスプレイ契約をした電話回線やISDN回線をビジネスフォン・PBXに収容する必要がある
この機能を利用するためには次のような電話回線をビジネスフォン・PBXに収容する必要があります。
- ナンバーディスプレイ契約をしたアナログ回線
- INS64回線(ナンバーディスプレイ契約がなくても相手の電話番号を識別できる)
- INS1500回線(ナンバーディスプレイ契約がなくても相手の電話番号を識別できる)
- ナンバーディスプレイ契約をしたIP電話(ひかり電話、KDDI光ダイレクト、050番号など)
かけてきた相手の電話番号ごとの着信方式と着信先の登録例
1. 短縮ボタンを押して目的の電話番号が登録されている短縮メモリを選択する
短縮メモリにすでに電話番号が登録されているとします。
- 短縮ボタンを押す
- 上下ボタンを押して目的の電話番号が登録されている短縮メモリを選択する
2. 電話番号を選択後、着信先の項目を選択
目的の電話番号が登録されいている短縮メモリを選択したら[着信先]の項目を選択します。
3. 着信方式の種類を選択
いくつかある着信方式の種類を選択します。
4. 着信方式に応じた着信先を指定
着信方式によってそれぞれに応じた着信先を設定します。
最後に
かけてきた相手の電話番号ごとに着信方式と着信先を設定できるので、上手に活用すれば取り次ぎにかかる手間を節約できます。
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最後までご覧いただきましてありがとうございます。