ビジネスフォン・PBXの外線着信方式のひとつであるDISA機能を利用して、外出先からメールボックスにアクセスすることができます。
外出先から社内のボイスメールにアクセス
外出先から、社内のビジネスフォンのボイスメールにアクセスして、次のような操作が可能です。
- 自分のメールボックスに録音されたメッセージを再生する
- 再生したメッセージを消去する
- 他の人のメールボックスにメッセージを録音する
外出先から社内のビジネスフォンのボイスメールにアクセスするには、DISA機能が設定された外線に電話をかけて、そこからアクセスすることになります。
きの機能を使うためには、セキュリティ上の安全のため、DISA機能とメールボックスの双方にパスワードを設定しておく必要があります。
次は、社外からボイスメールにアクセスするときの動作について説明しましょう。
社外からのボイスメールアクセスの動作概要
外出先の携帯電話から、社内のビジネスフォン・PBXに収容しているDISA用の外線の電話番号03-xxxx-xxxxに電話をかけます。
DISA機能が設定されている外線に電話をかけると、次のような動作になります。
- ビジネスフォン・PBXが自動応答し、DISA機能用の音声ガイダンスが送出される
- 音声ガイダンスに従って、DISA機能アクセス用のパスワードを入力(たとえば1234など)
パスワードを入力してDISA機能にアクセス後、ボイスメールアクセス用の特番(たとえば8など)をダイヤルします。
- ボイスメールにアクセス後、音声ガイダンスに従ってメールボックス番号(10)をダイヤルする
- メールボックス番号10のパスワード(たとえば5678など)を入力する
メールボックス(メールボックス番号10)にアクセス後は、音声ガイダンスにしたがって保存されているメッセージの再生や消去などの操作を行うことができます。
最後に
この機能の醍醐味は、外出先で空いたちょっとした時間を利用して、社外から社内のビジネスフォン・PBXのボイスメールにアクセスして、録音された内容の確認や消去ができる点にあります。
本来なら会社に戻ってからしかできない作業なので、社外の空いた時間を利用できるということは、社内でほかの作業に集中できる時間が増える、ということにつながります。
よくある使い方としては次のようなものがあります。
- 内線留守番中に録音されたメッセージを外出先から確認する
- 外線留守番中に録音されたメッセージを外出先から確認する
- 他の人のメールボックスにメッセージを残す
- 不要になったメッセージを消去する
場所にとらわれずにボイスメールを活用したい方には、とても重宝する機能といえるでしょう。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。