業務の状況に応じて、ビジネスフォン・PBXに収容している電話回線の着信先や着信方法を電話機からのモード切替操作で変更することができます。
業務状況に応じて外線の着信先や着信方法を変更
モード1(通常運用)のときに外線着信すると内線電話機に着信する
多機能電話機のファンクションキーに割り付けられたモード切替ボタンを押して運用モードを切替えます。
モード1ボタンを押すとランプ状態が次のように変わり運用モードがモード1(通常運用)に切り替わります。
- モード1ボタン→点灯
- モード2ボタン→消灯
- モード3ボタン→消灯
- モード4ボタン→消灯
モード1(通常運用)のときに外線着信すると内線電話機に通常どおり外線着信しベルが鳴動します。
モード2(昼休憩)のときに外線着信すると守衛室の電話機にのみ着信する
多機能電話機のファンクションキーに割り付けられたモード切替ボタンを押して運用モードを切替えます。
モード2ボタンを押すとランプ状態が次のように変わり運用モードがモード2(昼休憩)に切り替わります。
- モード1ボタン→消灯
- モード2ボタン→点灯
- モード3ボタン→消灯
- モード4ボタン→消灯
モード2(昼休憩)のときに外線着信すると守衛室の内線電話機にのみ着信しベルが鳴動します。
モード3(繁忙時)のときに外線着信するとお待たせメッセージを送出する
多機能電話機のファンクションキーに割り付けられたモード切替ボタンを押して運用モードを切替えます。
モード3ボタンを押すとランプ状態が次のように変わり運用モードがモード3(繁忙時)に切り替わります。
- モード1ボタン→消灯
- モード2ボタン→消灯
- モード3ボタン→点灯
- モード4ボタン→消灯
モード3(繁忙時)のときに一定時間以上外線着信がつづくとお待たせメッセージが起動し着信の待ち合わせを行います。
モード4(部署不在)のときに外線着信すると別の部署へ代わりに外線着信する
多機能電話機のファンクションキーに割り付けられたモード切替ボタンを押して運用モードを切替えます。
モード4ボタンを押すとランプ状態が次のように変わり運用モードがモード4(部署不在)に切り替わります。
- モード1ボタン→消灯
- モード2ボタン→消灯
- モード3ボタン→消灯
- モード4ボタン→点灯
部署Aと部署Bの2つの部署があるとします。
部署Aは不在にすることが多く外線着信しても応答する人がいない状態が発生します。
となりの部署Bは不在にすることがないので部署A不在時のときだけ部署Bに外線着信するようにあらかじめモード4で設定をしておきます。
モード4(部署不在)のときに外線着信すると部署Aの外線着信が部署Bの内線電話機に代わりに着信します。
最後に
業務の運用状況によって外線の着信先や着信方法を変えるケースは少なからずあるものです。
ビジネスフォン・PBXのモード切替機能を上手に利用することで業務に沿った電話の運用が可能になります。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。