ビジネスフォン・PBXに接続されている内線電話機からの外線通話の通話料金を管理することができます。
ビジネスフォン・PBXに別途通話料金管理用PCを接続
ビジネスフォン・PBXの内線電話機からの通話料金の管理は、基本的にはビジネスフォン・PBXに通話料金管理用のパソコンを接続します。
通話料金管理用PCにはビジネスフォン・PBXから次のような通話情報が随時送信されます。
- 相手の電話番号
- 通話時間
- 内線番号
これらの通話情報を受け取ることで通話料金の管理を行います。
通話料金情報をデータベース化
受け取った通話情報は通話料金管理用PCでデータベース化されます。
最終的にはテキストファイルとして別途保存することが可能です。(基本的にはCSV形式での保存となります)
通話料金管理用PCにプリンタを別途接続することで、通話料金の情報を定期的にプリントアウトすることも可能です。
通話料金管理用PCがなくてもビジネスフォン・PBXだけで通話料金管理することも可能
通話料金管理用PCを別途接続しなくてもビジネスフォン・PBX単体で通話料金を管理することも可能です。
通話料金管理用PCがないのでリアルタイムにパソコンのディスプレイ上で確認することはできませんが、プリンタをビジネスフォン・PBXに直接接続することで一定期間ごとに通話料金の集計及び明細をプリントアウトすることができます。
また、電話機からの操作でプリントアウトしたいときに随時出力することも可能です。
外部のフラッシュメモリに蓄積することも可能
ビジネスフォン・PBXにUSBメモリやSDカードなどを接続して通話料金管理情報をデータとして蓄積させることも可能です。
蓄積したデータが入ったUSBメモリやSDカードを別のパソコンに接続して内容を確認したりパソコン上に保存することができます。
最新の料金情報をビジネスフォン・PBXに設定
電話の通話料金はIP電話(050番号、ひかり電話等)やマイライン、マイラインプラス、携帯電話、VPN、特別割引等の影響により、年々管理が難しくなってきているのが現状です。
ですので、通話料金管理機能で完璧な通話料金を割り出すのはかなり困難な状況となっています。
最新の料金情報を随時更新する必要があるのですが、そのために業者による設定費用が発生してきますので、あくまでも目安として利用するようにしたほうが良いように思われます。
(あくまでも管理人の個人的な見解ですが)
最後に
通話料金管理をすることで内線電話機ごとの通話料金を把握することが可能になります。
しかし実際にくる請求金額と通話料金管理上の通話料金には必ず誤差が出てきます。
通話料金管理をする目的としては通話料金を正確に割り出すというよりは内線電話機ごとの通話料金の比率を参考にする、といったところでしょうか。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。