モーニングコール(ウェイクアップコール)は、指定した時刻にホテルの客室電話機を鳴動させる機能です。
主に目覚ましの代わりとして利用します。
モーニングコールで客室電話機を指定した時刻に鳴動させる
モーニングコール(ウェイクアップコール)は、ホテルの客室電話機を目覚まし替わりに使うことができる機能です。
モーニングコール(ウェイクアップコール)でセットした時刻になると、客室電話機のベルが自動的に鳴動します。
多くのホテルでは、客室電話機のそばにモーニングコール(ウェイクアップコール)の操作説明書が用意されていることと思います。
逆にモーニングコール(ウェイクアップコール)の操作説明書が用意されていないようであれば、おそらくは利用できないということなのでしょう。残念。
とりあえず気を取り直して、朝7時ちょうどに起きたいので、さっそくモーニングコール(ウェイクアップコール)の設定をしていきましょう。
客室電話機からモーニングコールを設定
朝7時に目を覚ましたいので、客室電話機からモーニングコール(ウェイクアップコール)の設定の操作を行います。
- 受話器を上げてモーニングコール(ウェイクアップコール)特番をダイヤルします。
- 時刻をダイヤル(朝7時の場合は「0700」とダイヤルします)
- 受話器をおろします。
モーニングコールがセットされるとビジネスフォン/PBXが連動します
モーニングコール(ウェイクアップコール)がセットされると、ビジネスフォン・PBXを通じて、各種のホテル端末へ情報が通知されて連動します。
指定時刻になると客室電話機が鳴動します
モーニングコール(ウェイクアップコール)でセットした指定時刻(朝7時)になると、客室電話機が鳴動します。
受話器をあげると音声ガイダンスが流れます
モーニングコール(ウェイクアップコール)鳴動中に受話器を上げると、客室の言語に応じた音声ガイダンスが流れます。
客室の言語には日本語、英語、中国語、韓国語などがあります。(多いところでは8カ国対応していることもあります)
ちなみに、モーニングコール(ウェイクアップコール)鳴動中に受話器を上げなかったら、一定時間ごとに鳴動を2回~3回程度くりかえしたあとで、モーニングコール(ウェイクアップコール)が終了します。
モーニングコールの動作が終わると設定が解除され、各端末が連動します
モーニングコール(ウェイクアップコール)の動作が終わると設定が解除されます。
モーニングコール(ウェイクアップコール)の動作の終了のしかたには、次の2種類があります。
モーニングコール(ウェイクアップコール)鳴動中に受話器を上げて、ちゃんと応答した場合には、「モーニングコールに正常に応答した」という内容の情報が各ホテル関連端末に通知されます。
モーニングコール(ウェイクアップコール)に応答せずに動作が終了した場合は「モーニングコール未応答」という内容の通知が各端末にされます。
最後に
ホテルの客室電話機はあまり使う機会がないかもしれませんが、モーニングコール(ウェイクアップコール)のようにフロントを呼び出す以外にも、こういう少し変わった使い方もあります。
モーニングコール(ウェイクアップコール)は、客室の電話機からだけでなく、ホテルのフロント側からでも登録・解除が可能です。
モーニングコール(ウェイクアップコール)の設定がわからない、あるいは設定自体を忘れそうな場合はフロントのスタッフにお願いして、代わりにセットしてもらったほうがいいかもしれませんね。
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