ビジネスフォン・PBXのボイスメールの機能を使って録音した内容を各種応答メッセージとして活用することができます。
各種応答メッセージの内容を録音して自由に変更できる
- 留守番応答メッセージ
- お待たせメッセージ
- 追加ダイヤルイン用の一次応答メッセージ
別途録音しなくても、ほとんどのビジネスフォン・PBXでは最初から定型メッセージとして用意されています。
定型メッセージをそのまま使っても問題ないのであればいいのですが、
- 定型メッセージの内容が気に入らない
- 独自にメッセージを録音したい
このようなときには独自のメッセージをボイスメールに新たに録音することで、より業務内容に適した応答メッセージを送出することができます。
独自のメッセージを録音しても定型メッセージは消去されない
独自のメッセージを録音したからといって、最初から入っている定型メッセージが消去されることはありません。
- 独自のメッセージが録音されていれば、その録音内容を優先して使用
- メッセージが録音されていなければ、定型メッセージを使用
各種メッセージ録音の動作概要
1. メッセージの保存領域にメッセージの使用用途をあらかじめ設定しておく
ビジネスフォン・PBXのボイスメール内には各種メッセージの保存領域があります。
メッセージ番号(1~50とします)ごとに、メッセージに使用用途をあらかじめ設定しておきます。(ビジネスフォン業者による設定が必要)
設定例
- メッセージ番号1:外線留守番の応答メッセージ用
- メッセージ番号2:お待たせメッセージ用
- メッセージ番号3:追加ダイヤルインの一次応答メッセージ用
2. 多機能電話機からメッセージ登録操作を行い、受話器からメッセージを録音する
ボイスメールの各種メッセージの録音は基本的には多機能電話機から行います。
外線留守番応答用のメッセージを録音する場合(メッセージ番号01)
- 多機能電話機の受話器を上げる
- 各種メッセージ登録用の特番(たとえば#)をダイヤルする
- メッセージ番号「01」をダイヤルする
- 録音開始の操作(たとえば3など)をダイヤルする
- 発信音が聞こえた後で受話器からメッセージを録音する
- 録音終了の操作(たとえば#など)をダイヤルする
- 多機能電話機の受話器を下ろして録音を終了する
お待たせメッセージ用のメッセージを録音する場合(メッセージ番号02)
- 多機能電話機の受話器を上げる
- 各種メッセージ登録用の特番(たとえば#)をダイヤルする
- メッセージ番号「02」をダイヤルする
- 録音開始の操作(たとえば3など)をダイヤルする
- 発信音が聞こえた後で受話器からメッセージを録音する
- 録音終了の操作(たとえば#など)をダイヤルする
- 多機能電話機の受話器を下ろして録音を終了する
追加ダイヤルインの一次応答用のメッセージを録音する場合(メッセージ番号03)
- 多機能電話機の受話器を上げる
- 各種メッセージ登録用の特番(たとえば#)をダイヤルする
- メッセージ番号「03」をダイヤルする
- 録音開始の操作(たとえば3など)をダイヤルする
- 発信音が聞こえた後で受話器からメッセージを録音する
- 録音終了の操作(たとえば#など)をダイヤルする
- 多機能電話機の受話器を下ろして録音を終了する
3. 録音したメッセージで運用を開始する
新たに録音した各種メッセージで運用が開始されます。
外線留守番応答メッセージ
- 営業時間外の外線着信時に録音した応答メッセージで留守番応答します。
お待たせメッセージ
- 着信お待たせ時に録音したお待たせメッセージが応答します。
追加ダイヤルイン一次応答メッセージ
- 追加ダイヤルインの電話にかけた時に録音したメッセージが一次応答します。
最後に
ボイスメールの各種メッセージ送出機能を使えば、独自に録音したメッセージを様々な状況に応じて送出することができます。
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最後までご覧いただきましてありがとうございます。