ビジネスフォン・PBXの多機能電話機のファンクションキーに割りつけられた外線ボタンを押して外線発信を行います。
外線ボタンは多機能電話機のファンクションキーに割り付けられる
ビジネスフォン・PBXの多機能電話機にはファンクションキーが実装されています。
ファンクションキーはビジネスフォン・PBXの設定により様々な機能を割り付けることができます。
ファンクションキーに電話回線をそのまま割り付けたものを外線ボタンと呼びます。
外線ボタンは電話回線の状態に応じてランプ状態が変化
外線ボタンは電話回線をそのまま割りつけたもので、電話回線の状態に応じて外線ボタンのランプ状態も変化します。
外線ボタンのランプ状態
外線ボタンに割り付けられている電話回線が使われていない(空き)状態です。
外線ボタンに割り付けられている電話回線に着信している状態です。
点滅の色はビジネスフォン・PBXの多機能電話機により異なりますが、ほとんどの場合、赤や緑の点滅になります。
外線ボタンに割り付けられている電話回線が通話中の状態です。
自分の電話機で通話しているのか、他の電話機で通話しているかでランプの点灯色が異なります。
- 自分の多機能電話機で通話しているのであれば緑点灯
- 他の多機能電話機で通話しているのであれば赤点灯
外線ボタンに割り付けられている電話回線が保留されている状態です。
自分の電話機で保留しているのか、他の電話機で保留しているのかでランプの点滅色が異なります。
- 自分の多機能電話機で保留しているのであれば遅い緑点滅
- 他の多機能電話機で保留しているのであれば遅い赤点滅
ランプを消灯している外線ボタンを押して外線発信する
外線ボタンを押して発信するときはボタンのランプが消灯している外線ボタンを使用します。
他のランプ状態の時に外線ボタンを押すと発信ではなく応答や規制音になるからです。
外線着信している状態なのでボタンを押すと着信に応答します。
外線と通話中の状態なのでボタンを押しても反応しないか規制音が返されます。
外線を保留している状態のなのでボタンを押すと保留に応答します。
外線ボタンを押して外線発信する動作概要
- 多機能電話機の受話器を上げる
- ランプ消灯中の外線ボタンを押す
- 受話器から外線発信トーン「ツー」が聞こえる
- 相手の電話番号をダイヤルする
- 相手先を呼び出す
- 相手が応答すると通話状態になる
最後に
- 特番をダイヤルしての発信
- 発信ボタンを押しての発信
上記2つの発信方法であれば使用していない空いている外線を自動的に捕捉します。
一方外線ボタンを押して発信する方法では、外線ボタンの使用状況を目で見て確認して、どの電話回線を使用して電話をかけるかその時の状態に応じて使用する外線ボタンを使い分ける必要があります。
いちいち使用する電話回線を選択するのが面倒な場合は、特番をダイヤルするかもしくは発信ボタンを押して外線発信することをおすすめしますが、その都度電話回線を選択して電話をしたい場合は、外線ボタンを押して外線発信する方法をおすすめします。
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