内線から国際電話にかけたい！ビジネスフォンの内線からの国際電話のかけ方まとめ

• 会社の内線から、国際電話をかけたいけれども、かけ方がよくわからない。
• 相手の電話番号はわかっているけど、ダイヤルしても何故かかからない。

 

というわけで、ビジネスフォン・PBXの内線から、国際電話にかける方法についてまとめてみました。

 

 

【1】010 ＋ 国番号 ＋ 相手番号 でかける

1. 内線の受話器を上げる
2. 外線発信特番 0 をダイヤル。もしくは 外線ボタン、発信ボタン を押す。
3. 国際プレフィックス 010 をダイヤル
4. 相手の国番号 をダイヤル
5. 相手番号 をダイヤル
6. 相手を呼び出します

 

 

(例) アメリカ の ワシントンD.C. にかける場合

 

 

【2】0033 ＋ 010 ＋ 国番号 ＋ 相手番号 でかける

0033 を頭につけることで、NTTコミュニケーションズ の 国際電話サービス を使って、発信することができます。

 

1. 内線の受話器を上げる
2. 外線発信特番 0 をダイヤル。もしくは 外線ボタン、発信ボタン を押す。
3. NTTコミュニケーションズ の 国際電話サービス 0033 をダイヤル
4. 国際プレフィックス 010 をダイヤル
5. 相手の国番号 をダイヤル
6. 相手番号 をダイヤル
7. 相手を呼び出します

 

 

(例) 中国 の 上海 にかける場合

 

 

【3】001 ＋ 010 ＋ 国番号 ＋ 相手番号 でかける

001 を頭につけることで、KDDI の 国際電話サービス を使って、発信することができます。

 

1. 内線の受話器を上げる
2. 外線発信特番 0 をダイヤル。もしくは 外線ボタン、発信ボタン を押す。
3. KDDI の 国際電話サービス 001 をダイヤル
4. 国際プレフィックス 010 をダイヤル
5. 相手の国番号 をダイヤル
6. 相手番号 をダイヤル
7. 相手を呼び出します

 

 

(例) 韓国 の ソウル にかける場合

 

 

【4】0061 ＋ 010 ＋ 国番号 ＋ 相手番号 でかける

0061 を頭につけることで、ソフトバンク の 国際電話サービス を使って、発信することができます。

 

1. 内線の受話器を上げる
2. 外線発信特番 0 をダイヤル。もしくは 外線ボタン、発信ボタン を押す。
3. ソフトバンク の 国際電話サービス 0061 をダイヤル
4. 国際プレフィックス 010 をダイヤル
5. 相手の国番号 をダイヤル
6. 相手番号 をダイヤル
7. 相手を呼び出します

 

 

(例) タイ の バンコク にかける場合

 

 

【5】0038 ＋ 010 ＋ 国番号 ＋ 相手番号 でかける

0038 を頭につけることで、楽天コミュニケーションズ の 国際電話サービス を使って、発信することができます。

 

1. 内線の受話器を上げる
2. 外線発信特番 0 をダイヤル。もしくは 外線ボタン、発信ボタン を押す。
3. ソフトバンク の 国際電話サービス 0038 をダイヤル
4. 国際プレフィックス 010 をダイヤル
5. 相手の国番号 をダイヤル
6. 相手番号 をダイヤル
7. 相手を呼び出します

 

 

(例) イギリス の ロンドン にかける場合

 

 

【6】それでも国際電話にかけられない場合

上記の【1】～【5】のいずれの方法でも、内線から国際電話にかけられない場合は、何らかの規制がかけられている可能性が高いです。

 

 

ビジネスフォン・PBXの設定で、国際電話が規制されてる

ビジネスフォン・PBXの設定によっては、あらかじめ国際電話への発信が規制されていることがあります。

 

国際プレフィックス 010 をダイヤルした時点で、受話器から規制音が送出される場合は、ビジネスフォン・PBXの設定により、規制がかけられている可能性が高いです。

 

このような場合、ビジネスフォン・PBXの設置業者に依頼して、国際発信の規制を解除してもらう必要があります。

 

 

回線側の契約で、国際電話への発信が規制されていないか

ビジネスフォン・PBXの設定ではなく、収容している電話回線の契約により、国際電話への発信が規制されていることもあります。

 

特に ひかり電話 などの IP電話サービスでは、第三者の乗っ取りで、国際電話などの利用による高額請求が発生していることから、被害を少なくするために、国際電話の発信規制が推奨されています。

 

国際電話を正しい手順でダイヤルしても、相手を呼び出しできない場合は、契約している電話回線のサービス内容を確認しましょう。

 

 

ビジネスフォン・PBX側で、不要なダイヤルを自動付加してしまっている

ビジネスフォン・PBX側で、国際電話へ発信する時に、010とダイヤルした時点で、0033 や 001 などの 国際アクセスコード を自動的に付加する設定がされていることがあります。

 

ビジネスフォン・PBXに収容している電話回線によっては、この設定が逆に仇になってしまうことがあります。

 

• ひかり電話
• 050のIP電話サービス
• マイラインプラスを契約している電話回線

 

上記回線の場合は、0発信などで外線発信の操作後、00 とダイヤルした時点で、外線側から何らかのアナウンスが流れて発信ができません。

 

010 とダイヤルして国際電話へかけようとしたときに、同じようなアナウンスが流れたら、ビジネスフォン・PBX側で、自動付加の設定が入っていると考えられます。

 

このような場合は、ビジネスフォン・PBXの設置業者に設定を解除してもらう必要があります。

 

 

最後に

内線からの国際電話へのかけ方は、使用しているビジネスフォン・PBXの機種や、収容している電話回線の種類により、国際プレフィックスの 010 をダイヤルするまでの操作が、少々異なります。

 

その部分さえ押さえておけば、あとは通常通りの国際電話の番号をダイヤルすれば、相手を呼び出すことができます。

 

 

最後までご覧いただきましてありがとうございます。