ビジネスフォンの電話機も、長い間使っていると、汚れが目立つようになります。
軽い汚れの場合は、ウェットティッシュでふけば、簡単にキレイにすることもできますが、それでも取れないよごれの場合は、少し工夫が必要です。
というわけで、電話機の汚れをキレイにするためのポイントをまとめてみました。
【1】基本はエタノール
電話機をキレイにするための基本は、まずはエタノールでしょう。
ガーゼにエタノールを染み込ませて拭くと、大部分の汚れは落とすことができます。
シール跡もきれいに拭き取ることができます。
色焼けした電話機は元の状態のようにキレイにすることはできませんが、タバコのヤニもある程度であれば落とすことができます。
清掃用として一本置いておくと意外と重宝します。
純度99%のものをおすすめします。
もともとの容器のままでは使い勝手が悪い上に、必要以上に消費してしまうので、スプレータイプの容器に移して使用しましょう。
スプレータイプなら、使い勝手がよく、消費量も抑えられるのでおすすめです。
【2】しつこい汚れにはメタノール
エタノールでも落ちない汚れをキレイに落としたい場合は、メタノールを使用します。
油性マジックやボールペンなども、メタノールで清掃すれば、キレイに落とすことができます。
メタノールはエタノールよりも安価ですが、次の点に注意してください。
- 可燃性なので、火気に注意
- 毒性があるので、こまめに換気を行う
- 使用時はゴム手袋を着用する
おすすめ手袋
おすすめの容器
おすすめメタノール
【3】除光液はダメ!
除光液は電話機の清掃に使ってはいけません。
プラスチックを溶かしてしまうので、除光液で電話機を拭くと、ちょっと困ったことになってしまいます。
大丈夫なプラスチックもありますが、基本的には除光液はNGです。
【4】ホコリが多い場合はエアダスターで前清掃
ホコリが多くこびりついている場合は、拭き取りをする前に、エアダスターで前清掃をしましょう。
- 受話器の送話・受話部分の小さな隙間
- ボタンやフック部分などの拭き取りしずらい部分
エアダスターを使うだけでも、結構ホコリを除去することができることもあります。
【5】せまい隙間は歯ブラシでほじくる
ガーゼやフキンではふきにくい隙間は、歯ブラシでほじくるといいでしょう。
歯ブラシでほじくった後で、エアダスターを吹き付けることで、浮き上がってきた小さなホコリを吹き飛ばすことができます。
最後に
ビジネスフォンの電話機の清掃についてまとめると、
- 面積の広い部分はエタノールとガーゼ・フキンなどで清掃
- しつこい汚れにはメタノールで清掃
- せまい隙間は歯ブラシとエアダスターで清掃
といったところでしょうか。
少し手間をかけて電話機を清掃するだけで、見違えるようにキレイにすることができます。
汚れが気になる方は、ぜひ試してみてください。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。