内線グループ呼出は、複数の内線で組んだグループ内の内線電話機を同時に呼び出す機能です。
内線グループ呼出で複数の内線を同時に呼び出す
複数の内線を同じ内線グループに設定
内線グループ呼出を利用するためには内線グループの所属させる内線を登録する必要があります。
これはビジネスフォン・PBXの工事会社に設定してもらわなければなりません。
内線グループに登録できる台数には制限がある
内線グループ呼出は何台でも登録できるというわけではなく、ビジネスフォン・PBXによって上限が決まっています。
- 8台
- 16台
- 32台
- 48台
- 64台
上限をはみ出ないように内線グループを分けるようにしましょう。
エリアごとに内線グループを分ける
内線グループは次のようにエリアごとに分けることをおすすめします。
- 同じ室内
- 同じ部署内
- 同じ階
- 同じ島内
呼び出された内線の応答は早い者勝ち
内線グループ呼出で着信している内線は、どれか1台が受話器を上げて応答することで通話になります。
1台でも応答すれば内線グループ呼出の着信は終了します。
内線グループ呼出の操作概要
1.受話器を上げて内線グループ呼出の特番をダイヤル
たとえば次のように内線グループを組んだとしましょう。
内線グループ01
- 内線10
- 内線11
- 内線12
- 内線13
受話器を上げて内線グループ呼出の特番(たとえば「8」)と内線グループ番号「01」をダイヤルします。
2. 内線グループ内のすべての内線電話機の着信ベルが鳴動
内線グループ呼出を受けると内線グループ01に所属しているすべての内線(内線10~13)の着信ベルが鳴動します。
3. 内線グループ内のどれか1台の電話機が応答すると通話になる
内線グループ01に所属する内線のどれか1台でも応答すると通話状態になります。
最後に
内線グループ呼出は特定の内線をピンポイントで呼び出すのではなく、複数の内線を同時に呼び出すというものです。
内線グループ呼出された内線すべてが着信鳴動するので一時的に内線グループ内の通話がすべてふさがってしまうというデメリットもあります。
多機能電話機などではファンクションキーに仮想内線を割り付けることで内線グループ呼出の代用とすることもできるので、どちらかというと次のような内線で使われることが多くなります。
- 一般電話機
- デジタルコードレス子機(PHS子機)
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