外線通話中にダイヤルボタンを押すことで通話相手にプッシュ信号(PB信号)を送出します。
音声ガイダンスの操作等に使用
PB信号送出機能はふつうに通話するだけであれば特に必要ない機能です。
チケットセンターでのチケット購入時や、お客様センター等への問い合わせ時によく導入されている音声ガイダンスを操作するときに使用することになります。
基本的には外線通話になると自動的にPB信号送出可能な状態になる
PB信号送出機能は外線通話状態になると、自動的にONになります。
多機能電話機のファンクションキーにPB信号ボタンを割り付けておくと、外線通話時にはボタンが自動的に赤く点灯します。
赤点灯時はPB信号の送出が可能な状態になっており、ボタンを押して消灯状態にするとPB信号の送出OFF状態になります。
自動的にPB信号送出可能にならないときもある
ビジネスフォン・PBXの機種もしくはかける相手先によっては自動的にPB信号送出機能がONにならないこともあります。
そんなときは多機能電話機のファンクションキーにPB信号送出ボタンを割りつけておくことで、手動でON/OFFを切り替えるように設定しておきます。(ビジネスフォン・PBXの工事業者の設定が必要)
PB信号送出の動作概要
多機能電話機から外線発信(たとえば0+相手番号)を行います。
相手が応答し外線通話状態になると、PB信号ボタンが自動的に点灯し、プッシュ信号(PB信号)が送出できる状態になります。
もしPB信号ボタンが自動的に点灯しない場合は、PB信号ボタンを押すことで強制的にON状態に切り替えることも可能です。
PB信号ボタンが点灯している状態でダイヤルボタンを押すと、ダイヤルボタンに応じたプッシュ信号(PB信号)が相手に送出されます。
最後に
PB信号送出機能は基本的には意識する必要のない機能です。
ただしビジネスフォン・PBXの機種やかける相手先によっては手動でPB信号の送出のON/OFFを切り替えなければならないことがあるので注意が必要です。
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