なぜか内線着信しない電話機がある!気付かないうちに不在転送が設定されていた

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ビジネスフォン・PBXの故障/障害/不具合

他の内線電話機から内線番号をダイヤル、受話器からはリングバックトーンが聞こえるのに肝心の呼び出し先はウンともスンともいわない。

 

逆に着信しない内線電話機からは普通に他の内線が呼び出せる。

 

といったことはありませんか?

 

 

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不在転送が設定されているのでは?

自席の内線電話機には着信せずに、転送先の内線電話機(会議室)へ着信が転送されます。

 

内線に不在転送が設定されていると、その内線への着信は全て転送先へと自動的に転送されてしまいます。

 

  • 不在転送の設定をしたが解除を忘れていた
  • 誤操作で意図せずに不在転送が設定されていた

 

上記のような場合に「内線に着信しない!」となるケースが多いようです。

 

不在転送の動作例

内線10に不在転送を設定。転送先は内線20。

 

  1. 別の内線から内線10を内線呼び出しする
  2. 内線10は不在転送中のため、内線着信しない
  3. 転送先の内線20に代わりに内線着信する

 

このように不在転送中の内線10には内線着信することはありません。

 

不在転送中の内線から発信はできる

不在転送中の内線には内線着信することはありあせんが、発信はできます。

 

あくまでも着信が転送されるだけの機能だからです。

 

多機能電話機なら液晶画面の表示で確認できる

使っている電話機が多機能電話機であれば、かけている相手先の内線番号が液晶画面に表示されるので、転送されているかどうかを確認することができます。

 

不在転送中の内線にかけたときの表示例

  1. 別の内線から内線10を内線呼び出しする
  2. 内線10は不在転送中のため、内線着信しない
  3. 転送先の内線20に代わりに内線着信する → この時「転送 内線20」と表示される

 

液晶画面に「転送 内線20」と表示されているので、転送先の内線20を呼び出していることがわかります。

 

※液晶の表示はビジネスフォンの機種により異なります。

 

液晶画面のない一般電話機は確認できない

多機能電話機と違って、液晶画面のついていない一般電話機だと、不在転送されているのかどうかの確認はできません。残念。

 

受話器を上げたときの内線トーンで確認できることもある

不在転送中の内線電話機の内線トーンは、通常時の内線トーンと異なる場合があります。

 

他の不在転送を設定していない内線電話機とトーンを聴き比べれば確認ができます。

 

※内線トーンが変わらない機種もあります。

 

 

不在転送を解除すれば元通りに内線着信する

不在転送中の内線から、不在転送の解除操作をすることで、元通り内線着信するようになります。

 

ビジネスフォンの機種によっては、他の内線電話機から不在転送の解除ができる場合もあります。

 

 

最後に

不在転送を使う機会が多く、使い慣れている人ならすぐに原因がわかるかもしれません。

 

しかし不在転送機能はあるものの、普段から全く使うことがない人からすれば、謎の症状にしか見えないかもしれませんね。

 

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最後までご覧いただきましてありがとうございます。

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