ビジネスフォンの電話機が故障!とりあえず症状を確認しよう

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ビジネスフォン・PBXの故障/障害/不具合

ビジネスフォンの電話機が故障した。

 

どのような症状なのかある程度絞り込むことで、自分たちで解決できることもありますし、ビジネスフォン工事会社の対応を少しでも早くすることができます。

 

 

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ビジネスフォンの電話機の故障例

NEC DTK-24D-1D(WH)TEL 24ボタンデジタル多機能電話機(WH) DT500Series

様々な故障があるかと思いますが、以下にいくつか例を挙げてみましょう。

 

  • 多機能電話機が動作しない(不通状態)
  • ボタンの不良(通話は可能)
  • 液晶画面がつかない(通話は可能)
  • ランプがつかない(通話は可能)
  • 外線通話できない(内線通話は可能)
  • ベルが鳴動しない(通話は可能)
  • 相手の声が聞こえない、もしくはこちらの声が相手に聞こえない
  • 通話音量が小さすぎる
  • ノイズが入る(常時、あるいは外線通話時のみ、特定の相手との通話じのみ等)
  • 内線が全て動作しない(システムダウン状態)
  • 特定の部署の電話機が全て動作しない(不通状態)

 

 

多機能電話機が動作しない(不通状態)

多機能電話機が動作しなくなってしまった。

 

 

考えられる原因

  1. 多機能電話機が故障した
  2. 多機能電話機がつながっている電話ケーブルが断線した
  3. 多機能電話機がつながっている内線回路が故障した

 

 

対処方法

まずは近くの同じ形の多機能電話機と交換してみてください。(故障した電話機A、正常な電話機Bとします)

 

  • 電話機A(正常に動作)、電話機B(動作しない) → 電話機Aの故障ではない。電話機Aの線に不具合の可能性あり。
  • 電話機A(動作しない)、電話機B(動作する) → 電話機のAの故障が確定。

 

線の不具合の可能性がある場合は、電話機に接続されているモジュラーケーブルの先がどうなっているかを確認しましょう。

 

単純に抜けているだけの可能性があるからです。

 

線が抜けていないようでしたら、そこからさきはビジネスフォン工事会社にお願いしましょう。

 

 

ボタンの不良(通話は可能)

電話機のボタンがきかなくなった場合は、具体的にどのボタンがきかないのか具体的に絞り込みましょう。

 

 

液晶画面がつかない(通話は可能)

多機能電話機の液晶画面が消えているが、それ以外の動作は問題がない。通話も可能。

 

これは単純に多機能電話機の液晶不良になります。

 

駄目元で線の抜き差しをしてみて、それでも直らないようでしたら、ビジネスフォン工事会社にお願いしましょう。

 

 

ランプがつかない(通話は可能)

多機能電話機のコーナーランプや外線ボタンのランプがつかない。

 

これも単純に多機能電話機のランプ不良です。工事業者にお願いしましょう。

 

 

外線通話できない(内線通話は可能)

外線通話はできないが、内線通話はできる。

 

この場合どのように外線通話ができないのかを絞り込みます。

 

  • 外線発信はできないが、外線着信は問題がない
  • 外線発信できるが、外線着信しない
  • 特定の内線電話機のみ外線発信ができない
  • 特定の外線だけ発信できない
  • 特定の外線だけ着信できない
  • すべての内線から外線の発信・着信ができない
  • 特定の相手先だけダイヤルしても発信できない

 

 

ベルが鳴動しない(通話は可能)

着信ベルが鳴動しないけれども、それ以外の動作は問題がない。

 

どの種類の着信ベルが鳴動しないのかを絞り込みます。

 

  • 内線の着信ベルと外線の着信ベルの両方が鳴らない
  • 内線の着信ベルは鳴るが、外線の着信ベルが鳴らない
  • そもそも外線着信しないからベルも鳴らない
  • すべての電話機が同じ症状なのか、それとも特定の電話機のみの症状なのか

 

 

相手の声が聞こえない、もしくはこちらの声が相手に聞こえない

通話中の相手の声が聞こえない。

 

もしくは相手の声は聞こえるが、こちらからの声が相手に聞こえていない。

 

 

考えられる原因

  1. 受話器の故障
  2. 受話器のスパイラルケーブルの接触不良、断線
  3. 電話機本体の故障

 

 

対処方法

近くの正常に使える電話機の受話器と交換してみましょう。(受話不良と思われる受話器を受話器A、正常な受話器Bとします)

 

  • 受話器A(送話OK・受話NG)、受話器B(送話OK・受話OK) → 受話器Aの故障が確定。
  • 受話器A(送話OK・受話OK)、受話器B(送話OK・受話NG) → スパイラルケーブルの不具合か電話機本体の故障が原因と思われる。

 

スパイラルケーブルが怪しいのであれば、同じように交換して確認作業を行います。

 

あとは症状をビジネスフォン工事会社に伝えて対処してもらいます。

 

 

通話音量が小さすぎる

通話音量が小さすぎて通話をしてもお互いに話していることが聞き取れない。

 

 

考えられる原因

  • 通話音量が小さく感じるのは、外線通話のときなのか、内線通話のときなのか、全ての通話のときなのか
  • 内線電話機の通話ボリュームの設定が最小になっていないか
  • 受話器の不具合
  • 電話機本体の不具合
  • 外線の線路不良
  • 外線パッケージの不具合
  • ビジネスフォンの通話レベルの設定が低い

 

 

ノイズが入る(常時、あるいは外線通話時のみ、特定の相手との通話じのみ等)

  • 受話器からのノイズが気になる
  • 外線通話の時だけノイズが入る
  • 特定の相手と通話した時だけノイズが入る

 

 

考えられる原因

  • 受話器の不良
  • 受話器のスパイラルケーブルの不良
  • ビジネスフォンに収容している外線の線路不良
  • 外線パッケージの不具合
  • 電話機のケーブル不良
  • 相手先の電話機の不具合

 

 

内線が全て動作しない(システムダウン状態)

すべての内線電話機が動作しない。

 

 

考えられる原因

  • ビジネスフォン・PBXが故障のためシステムダウンしている
  • ビジネスフォン・PBXの電源が抜けている
  • 内線電話機のケーブルが全て断線している
  • 内線電話機用のパッケージが故障している

 

 

特定の部署の電話機が全て動作しない(不通状態)

特定の部署の電話機だけがすべて使えない状態になっている。

 

他の部署の電話機は問題なく動作している。

 

 

考えられる原因

  • 特定の部署に配線されている電話ケーブルが断線している
  • 内線電話機用のパッケージが故障しており、その部署の内線が全てそのパッケージに収容されている
  • ビジネスフォン・PBXの増設架が不具合を起こしていて、その部署の内線がその筐体に収容されている
  • IP電話機を使っていて、その部署のPoE-SWの電源が抜けている
  • IP電話機を使っていて、その部署のPoE-SWの幹線ケーブルが抜けている

 

 

最後に

不具合の症状をより詳しく電話設置業者に伝えることで、初動がより早く正確になり、場合によっては電話対応だけで解決することもあります。

 

業者に連絡する際には故障した電話機の症状、内線番号、設置場所、故障開始時期等をわかる範囲で伝えるようにこころがけましょう。

 

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最後までご覧いただきましてありがとうございます。

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