内線予約(内線キャンプオン)は内線呼出した相手が話中だった時に、相手の通話が終わり次第内線を呼び出せるように予約をする機能です。
相手の内線がなかなかつながらない時に便利
- かけてもかけても相手の内線はずっと話中
- もしくは話中だった相手の内線に再度タイミングを見計らってかけ直すのがわずらわしい
こんな時に役に立つ機能が内線予約(内線キャンプオン)です。
何度の手動で内線番号をダイヤルしなくてもOK
内線予約(内線キャンプオン)を利用すると、相手の内線の通話が終わると同時に自分の内線のベルが鳴動します。
自分の内線の受話器を上げると自動的に話中だった内線を内線呼出します。
何度も手動で内線番号をダイヤルする必要がないので、無駄な時間と労力を消費しなくすむのが特徴です。
ビジネスフォン・PBXの機能の中でもベーシックな機能の1つでもあります。
内線予約(内線キャンプオン)の動作概要
内線10の内線電話機から内線11の内線電話機を呼出したが、内線11が通話中だったのでつながらなかった。
内線10の受話器からは「ツー・ツー・ツー」という話中音(ビジートーン)が送出される。
内線10の受話器から「ツー・ツー・ツー」という話中音(ビジートーン)が送出されている状態で内線予約(内線キャンプオン)の操作を行う。(次のいずれかの操作を行う)
- 内線予約(内線キャンプオン)の特番(たとえば8など)をダイヤル
- 多機能電話機のファンクションキーに割りつけた内線予約(内線キャンプオン)ボタンを押す
話中だった呼出先の内線11の通話が終了する。
話中だった呼出先の内線11の通話が終了すると内線予約(内線キャンプオン)の操作をした自分の内線電話機(内線10)のベルが鳴動します。
ベルが鳴動している自分の内線電話機(内線10)の受話器を上げると、話中だった相手内線11を自動的に呼出します。
自動的に呼び出された相手の内線電話機(内線11)の着信ベルが鳴動します。
内線呼出された内線電話機(内線11)が受話器を上げて応答すると内線10と内線11で内線通話になります。
最後に
内線予約(内線キャンプオン)は内線呼出の機会が多い場合にとても有効な機能です。
逆に内線呼出をしないのであれば全く必要ない機能とも言えます。
この機能はビジネスフォン・PBXの基本的な機能の1つなので、メーカー、機種にかかわらず必ずと言っていいほど実装されています。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。