- 会社の電話から放送ができるよ
- 外から電話がかかってきたら、放送で呼び出ししてますよ
- でもその後の取り次ぎ方はよくわからないよ
というわけで、ビジネスフォンのページングを使った取り次ぎ方についてまとめてみました。
ちなみに、ページングとはビジネスフォンの内線から放送する機能のことを指します。
- 【1】保留ボタンで通話を外線ボタンに保留、ページング特番をダイヤル、放送で用件を伝え、外線ボタンを押してもらって取り次ぐ
- 【2】保留ボタンで通話をパーク保留ボタンに保留、ページング特番をダイヤル、放送で用件を伝え、パーク保留ボタンを押してもらって取り次ぐ
- 【3】パーク保留ボタンで通話を保留、ページング特番をダイヤル、放送で用件を伝え、パーク保留ボタンを押してもらって取り次ぐ
- 【4】保留ボタンで通話を保留、ページング特番をダイヤル、放送で呼び出し、ページング応答特番で応答、転送ボタンで通話を取り次ぐ
- 【5】保留ボタンで通話を保留、ページング特番をダイヤル、放送で呼び出し、ページング応答特番で応答、受話器を下ろして取り次ぐ
- 【6】フッキングとパーク保留で通話を保留、ページング特番をダイヤル、放送で用件を伝え、受話器を下ろして取り次ぐ
- 最後に
【1】保留ボタンで通話を外線ボタンに保留、ページング特番をダイヤル、放送で用件を伝え、外線ボタンを押してもらって取り次ぐ
- 外線と通話中
- 保留ボタンを押す
- 通話が外線ボタンに保留される
- ページング特番(放送特番)をダイヤル
- 放送で取り次ぐ旨を伝えて、受話器を下ろす
- 用件を伝えられた人は、近くの電話機の受話器を上げて、保留中の外線ボタンを押す
- 外線と取り次ぎ先との通話になる

内線100(=自分)が外線xx-xxxx-1111を使って、通話中です。

外線通話中に保留ボタンを押します。

外線ボタン1111に通話が保留されます。

通話を保留したあとは、ページング特番(放送特番)【#】をダイヤルします。
※ページング特番は、ビジネスフォンの設定により異なります。

ページング特番を押すと、ビジネスフォンに接続された放送設備を通じて、外部スピーカーから放送できる状態になります。
取り次ぎたい人に放送で取り次ぐ旨を伝えて、受話器を下ろします。

放送で取り次ぐ旨を伝えられた人は、近くの電話機【内線200】の受話器を上げて、保留中の外線ボタン【1111】を押します。

保留中の外線ボタンを押すと、保留していた外線との通話になります。
【2】保留ボタンで通話をパーク保留ボタンに保留、ページング特番をダイヤル、放送で用件を伝え、パーク保留ボタンを押してもらって取り次ぐ
- 外線と通話中
- 保留ボタンを押す
- 通話がパーク保留ボタンに保留される
- ページング特番(放送特番)をダイヤル
- 放送で取り次ぐ旨を伝えて、受話器を下ろす
- 用件を伝えられた人は、近くの電話機の受話器を上げて、保留中のパーク保留ボタンを押す
- 外線と取り次ぎ先との通話になる

内線100(=自分)が外線xx-xxxx-1111を使って、通話中です。

外線通話中に保留ボタンを押します。

空いているパーク保留①ボタンに通話が保留されます。

通話を保留したあとは、ページング特番(放送特番)【#】をダイヤルします。
※ページング特番は、ビジネスフォンの設定により異なります。

ページング特番を押すと、ビジネスフォンに接続された放送設備を通じて、外部スピーカーから放送できる状態になります。
取り次ぎたい人に放送で取り次ぐ旨を伝えて、受話器を下ろします。

放送で取り次ぐ旨を伝えられた人は、近くの電話機【内線200】の受話器を上げて、保留中の外線ボタン【1111】を押します。

保留中の外線ボタンを押すと、保留していた外線との通話になります。
【3】パーク保留ボタンで通話を保留、ページング特番をダイヤル、放送で用件を伝え、パーク保留ボタンを押してもらって取り次ぐ
- 外線と通話中
- パーク保留ボタンを押す
- 通話がパーク保留ボタンに保留される
- ページング特番(放送特番)をダイヤル
- 放送で取り次ぐ旨を伝えて、受話器を下ろす
- 用件を伝えられた人は、近くの電話機の受話器を上げて、保留中のパーク保留ボタンを押す
- 外線と取り次ぎ先との通話になる

内線100(=自分)が外線xx-xxxx-1111を使って、通話中です。

外線通話中にパーク保留ボタンを押します。

パーク保留ボタンに通話が保留されます。

通話を保留したあとは、ページング特番(放送特番)【#】をダイヤルします。
※ページング特番は、ビジネスフォンの設定により異なります。

ページング特番を押すと、ビジネスフォンに接続された放送設備を通じて、外部スピーカーから放送できる状態になります。
取り次ぎたい人に放送で取り次ぐ旨を伝えて、受話器を下ろします。

放送で取り次ぐ旨を伝えられた人は、近くの電話機【内線200】の受話器を上げて、保留中の外線ボタン【1111】を押します。

保留中の外線ボタンを押すと、保留していた外線との通話になります。
【4】保留ボタンで通話を保留、ページング特番をダイヤル、放送で呼び出し、ページング応答特番で応答、転送ボタンで通話を取り次ぐ
- 外線と通話中
- 保留ボタンを押す
- 通話が保留される(保留されるボタンについては気にしない)
- ページング特番(放送特番)をダイヤル
- 放送で呼びかける
- 呼び出された人は、近くの電話機の受話器を上げて、ページング応答特番をダイヤル
- ページングに応答し、内線同士の通話になる
- 呼び出し元の電話機の転送ボタンを押して、受話器を下ろす
- 外線と取り次ぎ先との通話になる
※呼び出し先が一般電話機の場合は、外線ボタン経由での転送ができないため、ページング応答特番を利用します。

内線100(=自分)が外線xx-xxxx-1111を使って、通話中です。

内線100(=自分)の保留ボタンを押します。

保留ボタンを押すと通話していた外線が保留されます。
この時、どのボタンに通話が保留されるのかは気にする必要はありません。

通話を保留したあとは、ページング特番【#】をダイヤルします。

ページング特番が押されると、ビジネスフォンに接続された放送設備の外部スピーカーから放送できる状態になります。
放送ができる状態になったら、内線100の受話器から取り次ぎ先の人に呼びかけます。

放送で呼び出された人は、近くの一般電話機【内線300】の受話器を上げて、ページング応答特番【81】をダイヤルします。

ページング応答特番をダイヤルすると、ページング放送に応答し、内線100と内線300で内線同士での通話になります。

呼び出し元の内線100の転送ボタンを押して受話器を下ろします。

内線100の転送ボタンが押されると、内線300と保留していた外線との通話になり、取り次ぎが完了します。
【5】保留ボタンで通話を保留、ページング特番をダイヤル、放送で呼び出し、ページング応答特番で応答、受話器を下ろして取り次ぐ
- 外線と通話中
- 保留ボタンを押す
- 通話が保留される(保留されるボタンについては気にしない)
- ページング特番(放送特番)をダイヤル
- 放送で呼びかける
- 呼び出された人は、近くの電話機の受話器を上げて、ページング応答特番をダイヤル
- ページングに応答し、内線同士の通話になる
- 呼び出し元の電話機の受話器を下ろす
- 外線と取り次ぎ先との通話になる
※呼び出し先が一般電話機の場合は、外線ボタン経由での転送ができないため、ページング応答特番を利用します。

内線100(=自分)が外線xx-xxxx-1111を使って、通話中です。

内線100(=自分)の保留ボタンを押します。

保留ボタンを押すと通話していた外線が保留されます。
この時、どのボタンに通話が保留されるのかは気にする必要はありません。

通話を保留したあとは、ページング特番【#】をダイヤルします。

ページング特番が押されると、ビジネスフォンに接続された放送設備の外部スピーカーから放送できる状態になります。
放送ができる状態になったら、内線100の受話器から取り次ぎ先の人に呼びかけます。

放送で呼び出された人は、近くの一般電話機【内線300】の受話器を上げて、ページング応答特番【81】をダイヤルします。

ページング応答特番をダイヤルすると、ページング放送に応答し、内線100と内線300で内線同士での通話になります。

呼び出し元の内線100の転送ボタンを押して受話器を下ろします。

内線100の転送ボタンが押されると、内線300と保留していた外線との通話になり、取り次ぎが完了します。
【6】フッキングとパーク保留で通話を保留、ページング特番をダイヤル、放送で用件を伝え、受話器を下ろして取り次ぐ
- 外線と通話中
- フッキングしてからパーク保留特番をダイヤル
- 通話がパーク保留に保留される
- ページング特番(放送特番)をダイヤル
- 放送で用件を伝えて、受話器を下ろす
- 取り次ぎ先の人は、近くの電話機の受話器を上げて、パーク保留応答特番をダイヤル
- 外線と取り次ぎ先との通話になる

内線100(=自分)が外線xx-xxxx-1111を使って、通話中です。

通話中にフッキングしてから、パーク保留特番【71】をダイヤルします。

パーク保留特番がダイヤルされると、通話がパーク保留されます。

パーク保留したあとで、ページング特番【#】をダイヤルします。

ページング特番をダイヤルすると、ビジネスフォンに接続された放送設備から放送できる状態になります。
内線100の受話器から放送設備に接続された外部スピーカーを通じて、取り次ぐ旨を伝えます。

放送を聞いた取り次ぎ先の人は、近くの電話機の受話器を上げて、パーク保留応答特番【81】をダイヤルします。

パーク保留応答特番を押すと、保留していた外線との通話になります。
最後に
ページングを利用した電話の取り次ぎは、慣れるとなかなか便利なものです。
ただ使い方の性質上、こっそりと練習するのは難しいかもしれませんね。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。
