オフィスや店舗にいると必ず見かけるのが電話、そして電話機をつなぐコードです。
電話機コードはとかく雑に扱いがちですが、取扱い方には注意すべき点があります。
順番に説明していきましょう。
電話機コードとは?
電話機コードとは、電話で会話や通信をするために必要なコードで、モジュラーケーブルとも呼ばれています。
固定電話や内線電話等、無線を使わない電話機では必須のもので、このコードが無ければ使えません。
モジュラーケーブルの内部には細い金属の線が複数入っています。
線の両端にモジュラージャックという爪のついたものがあり、これで他の機器やアダプタ等とつなぐようになっています。
オフィスや店舗等では他にも電源コードやLANケーブル等、さまざまな太さのコード類が張り巡らされていますが、電話機用コードはこの中でもっとも細いものです。
電話機コード(モジュラーケーブル)
電話機コード(モジュラーケーブル)はオフィスで使うケーブルの種類としては、もっとも細い部類に入ります。
その分、邪魔になりにくい反面、ケーブル自体の強度はそれほど高くありません。
もっとも損傷しやすいケーブルともいえるでしょう。
電源コード
電源コードはオフィスで最も欠かせない種類のケーブルです。
電気を通すため、他のケーブルに比べて太く、強度も高くなっています。
その分かさばりやすいというデメリットもあります。
LANケーブル
LANケーブルはパソコンやプリンターもしくはIP電話などの通信機器で使用されます。
電源コードよりも細いものの、電話機コード(モジュラーケーブル)よりも太いので、それなりにかさばりやすいのが難点です。
ただし、無線LAN環境が整っているオフィスであれば、ほとんどLANケーブルを見かけることはないかもしれません。
電話機コードの扱い方
一般の従業員の皆様は、電話機コードについて専門的なことを知る必要はありません。
しかし、普段お使いの電話機に最も近い場所にいる方でもありますから、取り扱いに気を付けて頂きたいことがあります。
1. 基本は優しく扱うこと。何か異常があったら担当者に連絡を
電話機コードは見た目の通り細いものですので、丁寧に扱いましょう。
中でも、以下で記す「やってはいけないこと」をしてはいけません。
また、線に傷がある、モジュラージャックの爪が折れている等の異常がある場合は、担当者に連絡しましょう。
2. 電話機コードについてやってはいけないこと
電話機コードについてやってはいけないことは、いくつかあります。
一つずつ説明していきましょう。
2-1. 無理に引っ張る
コードが届かないからといって、無理に引っ張ってはいけません。
中の線は細いですから容易に切れてしまい、コードが使えなくなることになります。
また、たるみが嫌だからといってきれいにピンと張った状態にしておくこともいけません。
中の線に力がかかり、切れる原因となります。
コードには少し余裕を持たせましょう。
2-2. 踏んだり、上に重い物や什器を乗せる
コードの上に重い物や什器を乗せると、コードがつぶれ破損の原因となります。
同様の理由で、上を踏むこともいけません。
2-3. 足で蹴る
オフィスでやりがちな行動ですが、これもコードが引っ掛かって破損する原因となりますのでしてはいけません。
2-4. 柱や壁に、ピン等で止める
コードを破損する行為であり、絶対に行ってはいけません。
中の線に傷がつくと通話等ができなくなる原因となります。
まとめ
電話機コードは電話機を使う上で大切なコードです。
細く傷つきやすいものですので、丁寧に扱いましょう。
またコードに異常がある、配線をどうしたら良いかわからない場合は勝手にいじらず、担当者に連絡しましょう。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。