個別着信(DIL)とはビジネスフォン・PBXに収容した電話回線を内線電話機に対して直接着信させる方式です。
特定の内線電話機に外線を個別に着信させる
個別着信 (DIL) とはビジネスフォン・PBXに収容された電話回線 (局線) を内線電話機や仮想内線に直接着信させる着信方式です。
次のように呼ぶこともあります。
- 個着
- 個別着(こべちゃく)
- DIL(Direct In Line)
個別着信(DIL)がよく利用される場面
- 役員専用の電話回線
- FAX
- 多機能電話機のファンクションキーに割り付けられた仮想内線
個別着信(DIL)の動作概要
○○-○○○○-1111を多機能電話機(内線10)に個別着信させる
- ○○-○○○○-1111 に着信する
- 多機能電話機 (内線10) に個別着信、着信ベルが鳴動する
- 受話器を上げると着信に応答し通話状態になる
○○-○○○○-2222を内線FAX(内線20)に個別着信させる
- ○○-○○○○-2222 に着信する
- 内線FAX (内線20) に個別着信
- 内線FAX (内線20) が着信に自動応答しFAXを受信する
○○-○○○○-3333を多機能電話機のファンクションキーに割りつけた仮想内線(内線30)に個別着信させる
- ○○-○○○○-3333 に着信する
- 多機能電話機のファンクションキーに割りつけた仮想内線ボタン (内線30) に個別着信
- 個別着信した仮想内線ボタン (内線30) が着信点滅、着信ベルが鳴動する
- 仮想内線ボタン (内線30) を押すと着信に応答し通話状態になる
最後に
個別着信 (DIL) は特定の内線専用の電話回線をその内線電話機に直接着信させるときに使用されます。
部署やグループの代表番号のように複数の電話機を同時に着信鳴動させたいときには個別着信 (DIL)はほとんど利用されません。
↓↓ 電話とネットのコストを削減! 今すぐチェック!! ↓↓
最後までご覧いただきましてありがとうございます。