- 会社では家で使うような一般電話機を使ってるよ
- ボタンが少ないから操作は簡単だと思うよ
- と思っていたら、取り次ぎ方がよくわからん!
というわけで、一般電話機(アナログ内線)での通話の取り次ぎ方についてまとめてみました。
- 【1】フッキングで通話を保留、内線番号をダイヤル、用件を伝え、受話器を下ろして取り次ぐ
- 【2】フッキングで通話を保留、内線番号をダイヤル、取り次ぎ先が話中、フッキングで元の通話に戻る
- 【3】フッキングで通話を保留、内線番号をダイヤル、取り次ぎ先が出ない、フッキングで元の通話に戻る
- 【4】フッキングで通話を保留、内線番号をダイヤルして受話器を下ろすが、取り次ぎ先が出ないため、呼返しに応答、元の通話に戻る
- 【5】フッキングとパーク保留で通話を保留、受話器を下ろし、口頭で近くの人に取り次ぐ
- 【6】フッキングとパーク保留で通話を保留、口頭で伝えようとするが、別の電話に応対中なので、パーク保留応答で元の通話に戻る
- 【7】フッキングとパーク保留で通話を保留、内線番号をダイヤル、用件を伝え、受話器を下ろして取り次ぐ
- 【8】フッキングとパーク保留で通話を保留、内線番号をダイヤル、取り次ぎ先が話中、フッキングとパーク保留応答で元の通話に戻る
- 【9】フッキングとパーク保留で通話を保留、内線番号をダイヤル、取り次ぎ先が話中、一度受話器を下ろしてから、パーク保留応答で元の通話に戻る
- 【10】フッキングとパーク保留で通話を保留、内線番号をダイヤル、取り次ぎ先が出ない、フッキングとパーク保留応答で元の通話に戻る
- 【11】フッキングとパーク保留で通話を保留、内線番号をダイヤルして受話器を下ろすが、取り次ぎ先が出ないため、呼返しに応答、元の通話に戻る
- 最後に
【1】フッキングで通話を保留、内線番号をダイヤル、用件を伝え、受話器を下ろして取り次ぐ
- 外線と通話中
- フッキング
- 通話が保留される
- 取り次ぎ先の内線番号をダイヤルして呼び出す
- 相手が呼び出しに応答すると、内線同士の通話になる
- 用件を伝えて、受話器を下ろす
- 外線と取り次ぎ先が通話になる
内線100(=自分)が、外線xx-xxxx-1111を通じて、相手と通話中です。
外線通話中の内線100でフッキングを行います。
フッキング操作をすると、内線100と通話していた外線が保留されます。
取り次ぎ先の内線【101】をダイヤルして、内線呼び出しします。
取り次ぎ先の内線101が、内線呼び出しに応答すると、内線100と内線101の内線同士での通話になります。
外線通話を取り次ぐ旨を伝えて、内線100(=自分)の受話器を下ろします。
取り次ぎ先の内線101と、保留していた外線との通話になり、取り次ぎが完了します。
【2】フッキングで通話を保留、内線番号をダイヤル、取り次ぎ先が話中、フッキングで元の通話に戻る
- 外線と通話中
- フッキング
- 通話が保留される
- 取り次ぎ先の内線番号をダイヤルして呼び出す
- 取り次ぎ先の内線が話中でつながらない
- フッキング
- 外線との通話に戻る
内線100(=自分)が、外線xx-xxxx-1111を通じて、相手と通話中です。
外線通話中の内線100でフッキングを行います。
フッキング操作をすると、内線100と通話していた外線が保留されます。
取り次ぎ先の内線【101】をダイヤルして、内線呼び出しします。
ところが、取り次ぎ先の内線101は、話中のためつながりません。
取り次ぎ先が話中でつながらなかったため、内線100(=自分)でフッキングします。
フッキング操作をすると、保留していた外線との通話に戻ります。
【3】フッキングで通話を保留、内線番号をダイヤル、取り次ぎ先が出ない、フッキングで元の通話に戻る
- 外線と通話中
- フッキング
- 通話が保留される
- 取り次ぎ先の内線番号をダイヤルして呼び出す
- 取り次ぎ先の内線が不在のため出ない
- フッキング
- 外線との通話に戻る
内線100(=自分)が、外線xx-xxxx-1111を通じて、相手と通話中です。
外線通話中の内線100でフッキングを行います。
フッキング操作をすると、内線100と通話していた外線が保留されます。
取り次ぎ先の内線【101】をダイヤルして、内線呼び出しします。
内線101を呼び出したものの、相手が不在のため電話に出ません。
いくら呼び出しても応答がないので、再度フッキング操作を行います。
フッキング操作をすると、保留していた相手との外線通話に戻ります。
【4】フッキングで通話を保留、内線番号をダイヤルして受話器を下ろすが、取り次ぎ先が出ないため、呼返しに応答、元の通話に戻る
- 外線と通話中
- フッキング
- 通話が保留される
- 取り次ぎ先の内線番号をダイヤルして、相手が応答しないまま受話器を下ろす
- 取り次ぎ先の内線が不在のため出ないまま、一定時間が経過
- 自分の電話機の呼返しベルが鳴る
- 受話器を上げる
- 外線との通話に戻る
内線100(=自分)が、外線xx-xxxx-1111を通じて、相手と通話中です。
外線通話中の内線100でフッキングを行います。
フッキング操作をすると、内線100と通話していた外線が保留されます。
取り次ぎ先の内線【101】をダイヤルして、「プルルル」と呼び出ししている状態のまま受話器を下ろします。
取り次ぎ先の内線101の人が不在のため、呼び出しに応答しないまま一定時間が経過します。
一定時間のだいたいの目安は30秒~90秒程度です。(ビジネスフォンの設定により変えることができます)
呼び出し中のまま一定時間が経過すると、内線100(=自分)の呼返しベルが鳴ります。
呼返しベルが鳴っている状態で受話器を上げます。
受話器を上げると、保留していた相手との外線通話に戻ります。
【5】フッキングとパーク保留で通話を保留、受話器を下ろし、口頭で近くの人に取り次ぐ
- 外線と通話中
- フッキングしてからパーク保留特番をダイヤル
- 通話がパーク保留される
- 受話器を下ろす
- 口頭で近くの人に用件を伝える
- 取り次ぎ先の内線の受話器を上げて、パーク保留応答特番をダイヤル
- 外線と取り次ぎ先が通話になる
内線100(=自分)が、外線xx-xxxx-1111を通じて、相手と通話中です。
外線通話中の内線100でフッキング操作をしてから、パーク保留特番【71】をダイヤルします。
パーク保留特番はビジネスフォンの設定により異なりますのでご注意ください。
パーク保留特番をダイヤルすると、外線通話がパーク保留に保留されます。
内線100(=自分)の受話器を下ろします。
口頭で近くの人に取り次ぐ旨を伝えます。
取り次ぐことを伝えられた人は内線101の受話器を上げて、パーク保留応答特番【81】をダイヤルします。
パーク保留応答特番はビジネスフォンの設定により異なりますのでご注意ください。
ビジネスフォンの機種によっては、パーク保留特番とパーク保留応答特番が同一の場合もあります。
取り次ぎ先の内線101と、保留していた外線との通話になり、取り次ぎが完了します。
【6】フッキングとパーク保留で通話を保留、口頭で伝えようとするが、別の電話に応対中なので、パーク保留応答で元の通話に戻る
- 外線と通話中
- フッキングしてからパーク保留特番をダイヤル
- 通話がパーク保留される
- 受話器を下ろす
- 口頭で近くの人に用件を伝えようとするが、別の電話に対応中のため取り次ぎできない
- 受話器を上げて、パーク保留応答特番をダイヤル
- 外線との通話に戻る
内線100(=自分)が、外線xx-xxxx-1111を通じて、相手と通話中です。
外線通話中の内線100でフッキング操作をしてから、パーク保留特番【71】をダイヤルします。
パーク保留特番をダイヤルすると、外線通話がパーク保留に保留されます。
内線100(=自分)の受話器を下ろします。
近くの人に取り次ぐ旨を伝えようとしますが、電話中のため取り次ぎができません。
取り次ぐことができないので、再度受話器を上げてパーク保留応答特番【81】をダイヤルします。
パーク保留していた外線との通話に戻ります。
【7】フッキングとパーク保留で通話を保留、内線番号をダイヤル、用件を伝え、受話器を下ろして取り次ぐ
- 外線と通話中
- フッキングしてからパーク保留特番をダイヤル
- 通話がパーク保留される
- 取り次ぎ先の内線番号をダイヤルして呼び出す
- 相手が呼び出しに応答すると、内線同士の通話になる
- 用件を伝えて、受話器を下ろす
- 外線と取り次ぎ先が通話になる
内線100(=自分)が、外線xx-xxxx-1111を通じて、相手と通話中です。
外線通話中の内線100でフッキング操作をしてから、パーク保留特番【71】をダイヤルします。
パーク保留特番をダイヤルすると、外線通話がパーク保留に保留されます。
パーク保留された後は、取り次ぎ先の内線番号【101】をダイヤルします。
内線101が呼出に応答すると、内線100と内線101の内線同士での通話になります。
内線101の人に取り次ぐ旨を伝えて、受話器を下ろします。
保留していた外線と、取り次ぎ先の内線101の通話になります。
【8】フッキングとパーク保留で通話を保留、内線番号をダイヤル、取り次ぎ先が話中、フッキングとパーク保留応答で元の通話に戻る
- 外線と通話中
- フッキングしてからパーク保留特番をダイヤル
- 通話がパーク保留される
- 取り次ぎ先の内線番号をダイヤルして呼び出す
- 取り次ぎ先の内線が話中のためつながらない
- フッキングしてからパーク保留応答特番をダイヤル
- 外線との通話に戻る
内線100(=自分)が、外線xx-xxxx-1111を通じて、相手と通話中です。
フッキング操作をしてからパーク保留特番【71】をダイヤルします。
フッキング操作をすると、内線100と通話していた外線がパーク保留されます。
取り次ぎ先の内線【101】をダイヤルして、内線呼び出しします。
ところが、取り次ぎ先の内線101は、話中のためつながりません。
取り次ぎ先が話中でつながらなかったため、「ツー・ツー・ツー」という話中音(ビジートーン)が受話器から聞こえます。
この状態でフッキングしてからパーク保留応答特番【81】をダイヤルします。
パーク保留応答特番をダイヤルすると、保留していた外線との通話に戻ります。
【9】フッキングとパーク保留で通話を保留、内線番号をダイヤル、取り次ぎ先が話中、一度受話器を下ろしてから、パーク保留応答で元の通話に戻る
- 外線と通話中
- フッキングしてからパーク保留特番をダイヤル
- 通話がパーク保留される
- 取り次ぎ先の内線番号をダイヤルして呼び出す
- 取り次ぎ先の内線が話中のためつながらない
- 受話器を下ろして、再度上げてから、パーク保留応答特番をダイヤル
- 外線との通話に戻る
内線100(=自分)が、外線xx-xxxx-1111を通じて、相手と通話中です。
フッキング操作をしてからパーク保留特番【71】をダイヤルします。
フッキング操作をすると、内線100と通話していた外線がパーク保留されます。
取り次ぎ先の内線【101】をダイヤルして、内線呼び出しします。
ところが、取り次ぎ先の内線101は、話中のためつながりません。
受話器を一度下ろしてから、再度受話器を上げて、パーク保留応答特番【81】をダイヤルします。
パーク保留応答特番をダイヤルすると、保留していた外線との通話に戻ります。
【10】フッキングとパーク保留で通話を保留、内線番号をダイヤル、取り次ぎ先が出ない、フッキングとパーク保留応答で元の通話に戻る
- 外線と通話中
- フッキングしてからパーク保留特番をダイヤル
- 通話がパーク保留される
- 取り次ぎ先の内線番号をダイヤルして呼び出す
- 取り次ぎ先の内線が不在のため出ない
- フッキングしてからパーク保留応答特番をダイヤル
- 外線との通話に戻る
内線100(=自分)が、外線xx-xxxx-1111を通じて、相手と通話中です。
フッキング操作をしてから、パーク保留特番【71】をダイヤルします。
フッキング操作をすると、内線100と通話していた外線がパーク保留されます。
取り次ぎ先の内線【101】をダイヤルして、内線呼び出しします。
ところが、取り次ぎ先の内線101は、不在のため応答しません。つまり呼びっぱなしですね。
「プルルル」と呼出中の状態で、フッキングをしてからパーク保留応答特番【81】をダイヤルします。
パーク保留応答特番をダイヤルすると、保留していた外線との通話に戻ります。
【11】フッキングとパーク保留で通話を保留、内線番号をダイヤルして受話器を下ろすが、取り次ぎ先が出ないため、呼返しに応答、元の通話に戻る
- 外線と通話中
- フッキングしてからパーク保留特番をダイヤル
- 通話がパーク保留される
- 取り次ぎ先の内線番号をダイヤルして、相手が応答しないまま受話器を下ろす
- 取り次ぎ先の内線が不在のため出ないまま、一定時間が経過
- 自分の電話機の呼返しベルが鳴る
- 受話器を上げる
- 外線との通話に戻る
内線100(=自分)が、外線xx-xxxx-1111を通じて、相手と通話中です。
フッキング操作をしてから、パーク保留特番【71】をダイヤルします。
フッキング操作をすると、内線100と通話していた外線がパーク保留されます。
取り次ぎ先の内線【101】をダイヤル、「プルルル」という呼び出し音が聞こえる状態で受話器を下ろします。
ところが、取り次ぎ先の内線101は、不在のため応答しません。つまり呼びっぱなしですね。
この呼びっぱなしの状態のまま、一定時間(30秒~90秒程度)が経過します。
一定時間経過すると、内線100(=自分)の呼返しベルが鳴ります。
呼返しベルが鳴っている状態の内線100(=自分)の受話器を上げます。
受話器を上げるとパーク保留していた外線との通話に戻ります。
最後に
会社で使う電話は、ビジネスフォンばっかりだから、ボタンがたくさんついた多機能電話機が当たり前!というわけではありません。
アナログ内線で動作する一般電話機を活用されている会社様もたくさんあります。
そんなわけで、一般電話機についての取り次ぎ操作をまとめてみた次第です。
これも、こっそりと取り次ぎ操作の練習をしておきましょうね。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。