圏外時のPHS子機への着信を別の内線に転送する機能です。
PHS子機が圏外でも別の内線へ転送
PHS子機が圏外時もしくは電源OFFの時に内線着信したときに、あらかじめ転送先の内線を登録しておくことで、着信を別の内線に転送することができます。
PHS圏外時の内線転送の動作概要
1. PHS圏外時の内線転送の転送先を登録特番であらかじめ登録しておきます
たとえば次のような操作で圏外時の転送先の内線を登録します。
- PHS子機の通話ボタンを押す
- 内線トーンが聞こえたら転送先の登録特番(たとえば「8」など)をダイヤル
- 続けて転送先の内線番号(たとえば「10」など)をダイヤル
- 転送完了のセットトーンが聞こえたら電源ボタンを押して通話を切る
2. PHSの子機が圏外(もしくは電源OFF)の時に、別の内線電話機から内線着信します
3. あらかじめ登録しておいた転送先の内線に内線着信が転送されます
4. 着信先の内線電話機が応答すると通話状態になります
PHS子機が圏外時でも何らかの形で誰かに伝わるようにすることが大切
PHS子機が圏外だから仕方がない、ではなく何らかの形で誰かに伝えられるような環境をつくることが大切です。
たとえばPHS子機ごとにダイヤルイン番号を持たせている場合ではどうでしょうか。
PHS子機の圏外転送なしの場合
- 取引先からPHS子機のダイヤルイン番号をダイヤル
- 何回かけても圏外でつながらない
- 仕方がないので会社の代表番号に電話をかけ直す
相手に面倒をかけないためにも、この機能を次のように活用してみてはいかがでしょうか。
PHS子機の圏外転送ありの場合
- 取引先からPHS子機のダイヤルイン番号をダイヤル
- PHS子機が圏外のため転送先に設定した仮想内線30に着信が転送される
- 多機能電話機のファンクションキーに割り付けられた仮想内線30に着信する
- 多機能電話機で着信に応答し対応する
このように相手に何回も電話をかけさせる面倒を省くことができます。
最後に
デジタルコードレス基地局(PHSアンテナ)の設置環境にもよりますが、どうしても圏外になるエリアは出てくるものです。
圏外時でもこの機能で転送先の内線を設定しておけば、誰かが着信に対応できる体制をつくることができます。
圏外時に対応にお困りのようでしたら、この機能を活用されてみてはいかがでしょうか。
↓↓ 電話とネットのコストを削減! 今すぐチェック!! ↓↓
最後までご覧いただきましてありがとうございます。