高齢者の家族がいざという時の備えに! 電話機の「見守り機能」の実力

高齢の親御さん等の安否、気になりませんか?

皆様の中には、高齢の親やおじいさん、おばあさんを故郷に残し、離れたところで暮らしている方も多いでしょう。

結婚して実家を離れている方でも、やはり親の安否は気になるものです。

また同居している場合でも、仕事で家を離れている時に何か起きたら心配!と思っている方も、多いのではないでしょうか。

この記事では2017年5月、シャープ製の電話機に新たに搭載された「見守り機能」を紹介し、その実力とどのような方に向いているかを解説していきます。

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1. 高齢者が一人暮らしをするリスクについて

若い人であっても、一人暮らしは病気になっても代わりに家事をしてくれる人がいない、具合が悪くなったりケガをしたりして動けなくなっても助けてくれる人がいない、という点でリスクがあります。

高齢者は病気になったり、ちょっとしたことで骨折したりしやすくなりますから、高齢者の一人暮らしは若年者よりもさらにリスクが高いといえるでしょう。

特に心筋梗塞や脳出血、脳梗塞といった病気は急に発生し、迅速に治療をしないと死亡に至ったり、後遺症が残ったりする可能性が高いのです。

また高齢者の一人暮らしでは、けがなどで動けなくなったり、急に亡くなったりしても誰にも気づかれないということもあります。

2. 警備会社が提供するサービスは安心!しかしランニングコストが必要

大手警備会社も、高齢者向けの見守りサービスを提供しています。

見守りサービスは、非常や緊急ボタンを押したり一定時間動きがなかったりした場合、警備センターに自動通報されて警備員が緊急出動するサービスです。

警備会社によっては通報時の会話や医療相談ができるタイプ、また水道設備等の修理も行えるサービスもあります。

何と言っても、異常時に自分が行けない場合でも警備員が来て状況を確認し、適切な対応をしてくれることは大きな安心です。

見守りサービスは家屋の警備契約を結ぶことが前提の警備会社もありますが、見守りサービス単独で契約できる警備会社もあります。

単独で契約する場合、月額2500円~5500円の費用がかかります。

比較的安価ではありますが、ランニングコストがかかることに変わりはありません。


 

3. 電話機にも「見守り機能」搭載機種が発売されました

シャープ デジタルコードレス電話機 子機1台付き 詐欺対策機能 見守り機能搭載 JD-AT82CL

2017年5月、シャープから見守り機能を搭載した電話機が発売されました。

シャープ製 デジタルコードレス電話機<JD-AT82CL/CW/CE>

どのような機能なのか、説明していきます。

3-1. 見守り機能の内容

見守り機能の内容は、以下の通りとなります。

主に高齢者の安否を確認するための機能となっています。

(1)見守りモーニングコール

指定した時刻に自動でモーニングコールをする機能です。

目覚まし時計代わりに使うことができるでしょう。

モーニングコールに出た場合は、その日の豆知識等が再生されます。

しかしモーニングコールに出なかった場合は、子どもや親族など、あらかじめ登録した電話番号に自動で連絡が入ります。

もっとも、一度モーニングコールに出なかったからといって、すぐ連絡が入るわけではありません。

1回の鳴動時間は30秒、これが2回鳴ります。

どちらかに出れば良いので、たまたまトイレ等で出られない時でも安心です。

見守り機能を使えば毎朝いちいち電話で確認しなくても無事かどうか確認できますので、便利で手間も必要ありません。

(2)緊急呼出ボタン

突然体調が悪くなった等の異常が発生した場合、緊急呼出ボタンを押すことであらかじめ登録した電話番号に自動で電話が入ります。

この緊急呼出ボタンは、電話機1台当たり最大10個まで設置できます。

無線で親機と通信しますので、工事の必要がありません。

しかも防水機能がありますので、事故が起きやすい浴室でも使用できます。

注意が必要な点は、ボタンを押すと一旦親機と子機が30秒間最大音量で鳴るということです。

登録先へ電話されるのはその後になります。

従って、緊急事態が起きてからリアルタイムで登録先に電話が入るわけではありません。

3-2. 見守り機能を使うための費用

見守り機能を使うためには、この機能が搭載された電話機を購入する必要があります。

しかし一度購入し設置した後は、月々のランニングコストは電話代や電気代程度となります。

3-3. 見守り機能の利用例

見守り機能の利用例としては、高齢者宅にこの電話機を置き、いざという時は家族などの身内に連絡できるよう、連絡先を設定しておくことが考えられます。

親御さんやおじいさん、おばあさんにもしものことがあれば電話が入りますから、安心です。

また緊急呼出ボタンを10個設置できることを上手に使い、家の主な場所に目立つように置いておくことも良いでしょう。

急に具合が悪くなっても、近くの緊急呼出ボタンを押せば良いのです。

また1個はご自身で持つのも良い方法です。

4. 警備会社が提供するサービスと電話機の見守り機能を比較

警備会社が提供するサービスと電話機の見守り機能には、それぞれ長所と短所があります。

この点について解説します。

4-1. 両者のサービスの違い

警備会社が提供するサービスは、例外なく「異常通報があれば現地へ出動する」サービスが標準でついていることです。

その代わり、毎月のランニングコストがかかります。

警備会社によっては、設置時や撤去時に費用がかかる場合もあります。

一方、電話機の見守り機能は購入時の費用はかかりますが、設置後のランニングコストは電気代や電話代程度です。

但し警備会社と契約しているわけではありませんから、異常時にもあらかじめ設定した連絡先に電話が来るにとどまります。

異常がある旨の電話を受けた後の対応は、あなた自身で行わなければなりません。

4-2. 警備会社が提供するサービスが良い場合

親御さんやおじいさん、おばあさんに持病があったり、足腰が弱くなっている場合は、突然倒れたり動けなくなる等の「いざという時」に備える必要があるといえるでしょう。

一人でいるときに非常事態が起きたら、自分自身ではどうにもなりません。

誰かに来てもらい、助けてもらう必要があります。

身内の人がすぐに駆けつけられる場所にいないのであれば、警備会社が提供するサービスを選ぶとより安心です。

4-3. 電話機の見守り機能が良い場合

親御さんやおじいさん、おばあさんの体調が良く、健康診断でも特段の異常がない場合は、警備会社の見守りサービスは過剰という場合もあるでしょう。

突然何かが起きる可能性は低いけど、とりあえず備えはしておきたいという場合に適しています。

特に電話機の買い替え時は、見守り機能を導入するチャンスです。

普通の電話機と異なる点はいざという時の連絡先を登録しておくだけで、月額料金は必要ありません。

コストをかけずに備えるには、最適といえるでしょう。

また警備会社が現地に駆け付けるまでの時間は、警備業法で25分以内と規定されています。

思ったよりも長い時間と思われた方も多いのではないでしょうか。

そのため、緊急呼出ボタンを押してから身内の人が数分程度で駆けつけられる場所にいる場合は、電話機の見守り機能の方が適していることもあるでしょう。

何かあったら警備員よりも先に駆けつけられる体制があるなら、電話機の見守り機能で十分ともいえます。


 

5. 生活が苦しい場合

皆様の中には、生活が苦しいご家庭もあると思います。

このような場合、電話機の見守り機能を使うとランニングコストが少なくて済みます。

警備会社への通報サービスはありませんが、非常時に対して一応の備えはできるでしょう。

また65歳以上で一人暮らしや高齢者のみで暮らしている場合等、一定の要件を満たした場合は、自治体が提供する緊急通報サービスを申し込める場合があります。

所得により費用がかかる場合がありますから、詳しくはお住まいの市町村役場等でご確認ください。

まとめ~電話機の見守り機能は、お金をかけなくてもいざという時の備えができる手段です~

ここまで、電話機の見守り機能について、警備会社が提供するサービスとの比較も含めて説明しました。

電話機の見守り機能は、以下のような方に向いているといえるでしょう。

  1. 高齢の親御さんやおじいさん、おばあさんの体調が良く、健康診断でも特段の異常がない場合
  2. 緊急呼出ボタンを押した後、身内の人等が数分程度で駆けつけられるところに住んでいる場合
  3. お金をかけずにいざという時の備えをしておきたい場合

高齢者を身内に持つ方にとっては、警備会社のサービスの他に、いざという時に備えるための選択肢が増えたことになります。

これを機会に、電話機の見守り機能も含めてご検討いただければと思います。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。

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