会議通話パッケージは、複数の内線電話機同士で会議通話を行う時に必要となる基板です。
【1】会議通話とは「3者以上」での同時通話のこと
内線と外線、内線と内線の通話は2者で成立しています。
そこにもう1者を加えた通話を会議通話と呼びます。
会議通話とは、基本的には3者以上での同時通話のことを指します。
【2】最大32者まで同時に会議通話可能なパッケージもある
会議通話といえば、3者以上で同時通話することを指しますが、実際にはもっと多人数での通話も可能です。
会議通話パッケージの種類によっては、4者、5者だけでなく、最大32者まで同時に会議通話が可能です。
【3】CPUパッケージに会議通話機能が内蔵されていることもある
CPUの高性能化が進んでいることもあってか、今までは別々のパッケージで提供していた機能をCPUパッケージが代わりに提供するケースが多くなってきました。
会議通話機能も同じように、CPUの機能の1つとして、内蔵されるケースが増えてきました。
ただし、32者同時の会議通話などを行いたいときは、別途32者会議通話パッケージが必要になります。
【4】会議通話への参加方法は主に2通り
会議通話への参加方法は次の2通りがあります。
- 会議通話に誘いたい内線を誘う側の内線から招集する
- 共通の会議通話参加用のグループ番号にそれぞれの内線がアクセスする
外線も会議通話に参加させることが可能
会議通話は内線電話機だけでなく、外線や専用線も参加させることが可能です。
- アナログ回線
- ISDN回線 (INS64回線、INS1500回線)
- IP電話 (ひかり電話、KDDI光ダイレクト、050番号など)
- 専用線 (OD、LD、SIPなど)
【5】会議通話パッケージ1枚あたりの回路数
- 4回路
- 8回路
- 16回路
- 32回路
【6】会議通話パッケージによく付けられる型番
- VAST
- CFT
最後に
会議通話機能は認知度が低いせいか、そんなに利用されることはありません。
上手に活用すれば、なかなか便利な機能なんですけどね。
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