実は最近「ひかり電話」に変えたんだけど・・・
- 0036や0033、0088など「00」から始まる電話番号にかけられなくなった!
- 携帯にかけられなくなった!
- 国際電話にかけられなくなった!
というようなことはありませんか?
ひかり電話は「00」で始まる電話番号はかけられません
そもそも、お使いの電話が「ひかり電話」の場合、「00」で始まる電話番号をかけることはできません。
「00」で始まる多くの番号は通話料金の割引で利用されることが多いです。
しかし、ひかり電話の場合は通話料金が一般加入電話よりも安く設定されているので、料金の割引の心配は無用です。
携帯電話にかける時も頭に「0033」や「0088」などのダイヤルは不要です。
せっかく慣れてきたのに・・・、というかたもいらっしゃるかもしれませんが、そこはまた慣れていきましょう!
- 001 KDDI
- 0033 NTTコミュニケーションズ
- 0036 NTT東日本
- 0038 楽天コミュニケーションズ
- 0039 NTT西日本
- 0041 ソフトバンク
- 0046 ソフトバンク
- 0060 アルテリア・ネットワークス
- 0061 ソフトバンク
- 0077 KDDI
- 0081 楽天コミュニケーションズ
- 0082 楽天コミュニケーションズ
- 0088 ソフトバンク
携帯や国際電話にかけられない場合はビジネスフォン工事が必要
ひかり電話に変えたとたんに、ビジネスフォンの内線から携帯や国際電話にかけられなくなった。
そういった声を聞くことがちょくちょくあります。
考えられる要因は2つあります。
ビジネスフォンの設定によるもの
ご利用中のビジネスフォン側で割引サービスを適用するために、キャリアコードを自動的に付加する設定にしているケースがあります。
- 携帯にかけるときに「0033」や「0088」などのキャリアコードを自動付加
- 国際電話にかけるときに「001」や「0056」などのキャリアコードを自動付加
ひかり電話に変える前はこのキャリアコード自動付加がうまく機能していたわけですが、ひかり電話に変えて以降は逆に発信の妨げになってしまう。
なんとも皮肉なものですね。
とはいえ、こればかりは使用者には知るすべもありません。
なにせ今まではこれが当たり前だったわけですし。
そもそもビジネスフォン側で自動で付加してしまうので、これはどうしようもありません。
この場合、ビジネスフォン業者に依頼して、設定を変更してもらう必要があります。
LCRアダプタによるもの
アナログの電話回線にLCRアダプタを接続して、「0033」や「0088」などのキャリアコードを自動的に付加させているケースがあります。
LCRアダプタとは?
LCRアダプタの「LCR」とは「Least Cost Routing」の略です。
LCRアダプタに電話回線をIN/OUTで経由させてから、ビジネスフォン(あるいはPBX)に接続します。
ビジネスフォン(あるいはPBX)の内線から外線電話をかけた相手に応じて、最安値の通信会社を自動的に選択(すなわち「00XY」番号をLCRアダプタで自動的に付加)してくれるんですね。
たとえば、アナログ回線からひかり電話のアナログ接続に変更したとしましょう。
変更後も同じようにLCRアダプタを経由させてビジネスフォンに収容してしまうとどうなるか?
やはり同じようにキャリアコードを自動的に付加させてしまいます。
滅多にないケースですが
この場合、LCRアダプタを取り外して、ひかり電話をダイレクトにビジネスフォンに接続し直す必要があります。
最後に
ビジネスフォンで自動的に「00xx」を付加するように設定されているケースは、思っている以上に多かったりします。
特に携帯電話への発信ではむしろ欠かせませんからね
ひかり電話に変更をする際には、ビジネスフォン工事会社にも事前に相談しておくようにしましょう。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。