ビジネスフォン・PBXの多機能電話機にLAN接続アダプタを取り付ければ、LAN上で動作するIP多機能電話機へと変更できます。
LAN接続アダプタの特徴
多機能電話機にLAN接続アダプタを接続することで、多機能電話機をIP多機能電話機として利用したり、PCと接続することが可能になります。
LAN接続アダプタにはLANポートが2つある
LAN接続アダプタには次のようなLANポートが2つ実装されています。
- 多機能電話機のラインとしてのLANケーブルを接続するためのLANポート
- 多機能電話機のLAN接続アダプタからPC間を接続するためのLANポート
LAN接続アダプタを実装した多機能電話機には幹線としてのLANケーブルを接続後、多機能電話機からPCへのLANケーブルを接続します。
LAN接続アダプタはブリッジとしての役割も果たします。
ACアダプタによる給電が必要
通常の多機能電話機はビジネスフォン・PBXの多機能内線用の基板(パッケージ)に電話線で接続します。
電話線から給電を受けるので多機能電話機に別途給電する必要はありません。
一方、LAN接続アダプタを実装した多機能電話機はLANケーブルに接続します。
LAN接続アダプタはLANケーブルから給電を受けることができないので、別途ACアダプタによる給電が必要です。
CTIやACDを活用するときにも利用
PCと多機能電話機をCTIやACD機能で連動するときにもLAN接続アダプタが利用されるケースがあります。
同じLAN上に集約できるので、PCとLAN接続アダプタ付き多機能電話機の組み合わせ相性は抜群です。
最後に
LAN接続アダプタはIP多機能電話機が登場する前のつなぎ的な役割を果たしていました。
現在では通常の多機能電話機とは別のIP多機能電話機もラインナップされているので、LAN接続アダプタを利用する機会はあまりありません。
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