ドアホンパッケージは、ビジネスフォン・PBXにドアホンを接続するときに必要となる基板です。
【1】ドアホンのボタンを押すと、多機能電話機を呼び出せる
ビジネスフォン・PBXに実装したドアホンパッケージにドアホンを接続すると、ドアホンと多機能電話機間で通話ができます。
1. ドアホンの呼出ボタンを押す
2. 多機能電話機のベルが「ピンポーン」と鳴動する
3. 「ピンポーン」と鳴った多機能電話機の受話器を上げると、ドアホンからの呼出に応答し、通話になる
【2】ビジネスフォン・PBXの機種に適合したドアホンを接続する
ビジネスフォン・PBXに接続するドアホンは、基本的にはメーカー、機種ごとに推奨しているものを使用します。
推奨されていないドアホンを接続したい場合は、ビジネスフォン・PBXのメーカーに問い合わせして、動作可能かどうかの確認を行いましょう。
もし適合していないドアホンをつなぐと・・・
適合していなドアホンを接続すると、次のような動作をします。
- 運が良ければ正常に動作する
- ドアホンから呼出はできるが、内線が応答しても通話ができない
【3】ドアホンの接続パターン
ドアホンは、ビジネスフォン・PBXの機種によって、接続のしかたが異なります。
ビジネスフォン・PBX~ドアホン間の接続には次のようなタイプがあります。
ドアホンパッケージからドアホンを接続する
複合パッケージからドアホンを接続する
構内放送 (ページング) 、外部音源入力なども接続できる、複合パッケージからドアホンを接続します。
多機能内線パッケージにドアホン接続用のアダプタを接続し、そこからドアホンを接続する
ビジネスフォン主装置のバックボードからドアホンを接続する
小規模容量タイプのビジネスフォン、あるいはホームテレホンであれば、筐体のバックボードに最初からドアホン接続用の回路を実装していることがあります。
そのドアホン接続用の回路からドアホンを接続します。
【4】ドアホンパッケージ1枚あたりに接続できる台数
- 1台
- 2台
- 4台
【5】ドアホンパッケージによく付けられる型番
- MISC
- DPH
- DOPH
- DHCU
最後に
ドアホンは、どちらかというとビジネスフォン・PBXとは別に設置しているケースのほうが多いかもしれません。
ビジネスフォン・PBXにドアホンを接続すれば、多機能電話機を複数同時に鳴らすことができるので、どこからでも手軽に応答できるというメリットがあります。
これが意外と便利だったりするんですよね。
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