ビジネスフォン・PBX配下で使用するアナログコードレス電話機とは、アナログ信号で通信を行うコードレス電話機のことです。
アナログコードレス電話機の特徴
アンテナと子機は1対1の接続
アナログコードレス電話機はデジタルコードレス(PHS)と異なり、アンテナと子機1対1の接続になります。
アナログコードレスアンテナ間のハンドオーバーはできない
デジタルコードレス電話機(PHS)であれば、複数あるデジタルコードレス基地局(PHSアンテナ)間をハンドオーバーしながら通話することが可能です。
ハンドオーバーとは別のデジタルコードレス基地局(PHS)に電波が切り替わることを指します。
一方アナログコードレス電話機はアンテナと子機の1対1の接続になるので、別のアンテナの電波に切り替えて使用することはできません。
アナログコードレス親機と子機間の電波範囲が広い
アナログコードレス電話機はデジタルコードレス電話機に比べて電波範囲が広く、より広範囲にわたって通話利用することが可能です。(半径100m~)
ビジネスフォン・PBXのシステムあたりの収容可能な台数が少ない
アナログコードレス電話機はビジネスフォン・PBXのシステムあたりの収容可能な台数もデジタルコードレス電話機に比べて少なくなっています。(1システムあたり4台~8台などの制限がある)
特定のエリア内でピンポイントで導入するケースのほうが多くなっています。
デジタルコードレス電話機(PHS)よりも安価
アナログコードレス電話機はデジタルコードレス電話機ほど高機能ではなく、家庭で使用するような一般電話機程度の機能しか備えていません。
その分価格はデジタルコードレス電話機よりも低く設定されています。
最後に
アナログコードレス電話機はつぎのような要件のときに導入することをおすすめします。
- 少ない台数でしか運用しない
- 1台でできるだけ広い範囲をカバーしたい
アナログコードレス電話機は最近では製造しているメーカーも少なくなってきており、除々に姿を消していっている端末のひとつでもあります。
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