事務所を移転する時には、当然引越し屋さんを手配して荷物を運ぶ必要がありますよね?
しかしビジネスフォンを移転先に移動させるためには、いったい何をどうしたらよいのか?
意外と考えられていないケースが多いようです。
今回はビジネスフォン移転に必要な手配と、スケジュールの流れについて説明していきましょう
まずは電話回線の手配をしましょう
引越しのスケジュールに合わせて、まずは電話回線の手配を行いましょう。
通常の一般加入電話(アナログ回線、INS64回線)の移転、開通の場合は、最短でも1~2週間程度の期間を要します。
光回線を利用したIP電話(ひかり電話
時期によっては、2ヶ月~3ヶ月以上前から手配をしておかなければ間に合わないケースもあります。
「引越しは完了したが電話回線は間に合わなかった」という事も十分にありえますので、まずは早めに電話回線の手配を行いましょう。
ネット回線ももちろん忘れずに
ひかり電話
遅くとも移転の1ヶ月前、できれば2ヶ月~3ヶ月前から移転の手配をすることをおすすめします。
ビジネスフォン工事業者の手配をしましょう
ビジネスフォン工事業者の手配を行い、引越しに合わせてスケジュールを抑えておきましょう。
引越し間際になってからビジネスフォン工事業者に声をかけても、都合がつかないことも
たとえ日程が具体的に確定していなくても、早め早めに声をかけておくことをおすすめします。
一般的なビジネスフォンの移転スケジュール
ここで、ビジネスフォンを移転するときの一般的なスケジュール例を挙げてみましょう。
ビジネスフォン移転に伴う電話工事のスケジュール例
- 移転先事務所に電話ケーブルの先行配線を実施
- 引越開始前に既設ビジネスフォン及び電話機を撤去(引越前日の営業時間終了後もしくは引越当日の直前)
- 移転先に撤去したビジネスフォンを搬送、主装置にケーブルを接続
- 電話回線開通後、ビジネスフォンに接続、発着信のテスト
- 机が並び次第電話機を設置、テスト
- 問題ないことを確認して作業終了
あくまでも一例ですので、異なることももちろんあります
オフィス引っ越しはビジネスフォンを新しくするチャンスでもある
今使っているビジネスフォンを移転するのもいいのですが、実は事務所の引っ越しはビジネスフォンを新しく入れ替える絶好のチャンスだったりもします。
たとえば、老朽化しているビジネスフォンだと電源のOFF/ONだけで故障するケースもあります。
移転させたのはいいものの、
- ビジネスフォンが全く動かない
- 設定しているデータがすべて消えてしまった
というケースもあるので、古いビジネスフォンというのは実は工事業者も敬遠しがちだったりします。
また、
- 人が増えて電話機の台数も増やさなければならない
- 移転先では新しい機能を使いたい(通話録音、音声ガイダンスなど)
- 電話回線の見直しをしてコストを削減したい
といったケースも少なくありません。
それに既存のビジネスフォンを移転するのにも、また新たに配線工事などが必要になってきますよね?
配線工事はビジネスフォンを移転しようが、新設しようが、費用はほとんど変わりません。
むしろ新設の場合は、引越し先であらかじめビジネスフォンを設置しておける、というメリットもあります。
新しい機能を取り入れて業務を効率化し、電話回線を見直してコストを削減。
新しい事務所で新しい電話機を使って、新しい気持ちで仕事を楽しむ。
オフィスの引っ越しとビジネスフォンの入れ替えは、実はとても理にかなってるんですよ♪
最後に
当たり前のことですが、企業様によってビジネスフォンの移転スケジュールが異なることは当然です。
ただ、どのようなケースでも言えるのは、早め早めに手配することが大切、ということです。
たとえ顔なじみの工事業者といえども、引っ越し直前に依頼をかけたところで断られる可能性はかなり高いと思われます。
ましてや、電話回線やネット回線に関しては尚更早めに手配をかけておかなければ、どうあがいたところで絶対に間に合いません。
逆に引っ越しのスケジュールを回線の開通に合わせなければならないケースもあるくらいです。
ビジネスフォンの移転を最良の形で進めるためには、とにかく早め早めに手配することをを心がけるようにしましょうね
最後までご覧いただきましてありがとうございます。