ビジネスフォン・PBXの内線電話機にヘッドセットを接続するとハンズフリーで通話ができます。
ヘッドセットの特徴
ヘッドセットを使えば両手がフリーになるので、通話しながらの作業をスムーズに行うことができます。
内線電話機の本体のハンドセット(受話器)差し込み口にヘッドセットを接続する
内線電話機の本体側のハンドセット(受話器)接続部分にヘッドセットを接続して使用します。
ヘッドセットにはハンドセット(受話器)とヘッドセットを分岐するためのアダプタがセットになっているので、次のように接続します。
- 内線電話機の本体側のハンドセット(受話器)差し込み口に接続されているカールコードを抜く
- ハンドセット/ヘッドセット分岐用のアダプタを本体側のハンドセット(受話器)差し込み口に接続する
- ハンドセット/ヘッドセット分岐用アダプタのハンドセット差し込み口にハンドセット(受話器)がついたカールコードを接続する
- ハンドセット/ヘッドセット分岐用アダプタのヘッドセット差し込み口にヘッドセットを接続する
ハンドセット/ヘッドセット分岐用アダプタにはいくつか機能ボタンやランプがある
ハンドセット/ヘッドセット分岐用アダプタには通話中に使うための機能ボタンやランプがいくつか用意されていることがあります。
- ボリュームボタン(通話音量を調節する)
- オンフック/オフフックボタン(ヘッドセットの通話を切断する/通話をはじめる)
- ミュートボタン(ヘッドセットの送話をカットする)
- 通話中表示(ヘッドセットの通話中にランプ表示する)
- 着信表示(着信時にランプが点滅する)
多機能電話機のヘッドセット専用の差し込み口にヘッドセットを接続する
ビジネスフォン・PBXで使用する多機能電話機にはヘッドセット専用の差し込み口があらかじめ実装されている機種があります。
この場合ハンドセットとヘッドセットで分岐接続する必要はありません。
コードレスタイプのヘッドセットもある
ハンドセット/ヘッドセット分岐用アダプタとヘッドセット間の接続がコードレスになっているタイプもあります。
- 内線電話機本体からハンドセット/ヘッドセット分岐アダプタ間は4極4芯のモジュラーケーブルで接続
- ハンドセット/ヘッドセット分岐アダプタからヘッドセット間はコードレス
ヘッドセット接続時の内線着信時の応答のしかた
ヘッドセットは基本的には頭に常時装着しておきます。
- 内線電話機に内線着信する
- ハンドセット/ヘッドセット分岐用アダプタのオンフック/オフフックボタンを押す。もしくは多機能電話機のファンクションキーに割りつけたヘッドセットボタンを押す。
- 内線着信に応答しヘッドセットでのハンズフリー通話になる
ヘッドセット接続時の内線発信のしかた
- ハンドセット/ヘッドセット分岐用アダプタのオンフック/オフフックボタンを押す。もしくは多機能電話機のファンクションキーに割りつけたヘッドセットボタンを押す。
- 内線トーンが聞こえるので相手先の内線番号をダイヤルする。
- 相手内線が応答したら内線通話になる。
ヘッドセットと内線電話機、適合する機種と適合しない機種がある
ヘッドセットと内線電話機によっては接続したけど使えない、あるいは中途半端な動作をすることがあります。
- 送話と受話が全くできない
- 相手の受話は聞こえるがこちらからの送話が相手には聞こえない
- 相手の受話は聞こえないがこちらからの送話は相手に聞こえる
ヘッドセットと内線電話機間は4極4芯のケーブルで接続します。
メーカーやビジネスフォン・PBXの内線電話機によってハンドセットのピンアサインが異なるケースがあります。
ヘッドセットと内線電話機がそれぞれ適合している機種なのかどうか事前に確認をとっておく必要があります。
最後に
ヘッドセットは次のような業務を行う際に欠かせないものとなっています。
- コールセンター
- テレアポ
- その他通話しながら両手を使う作業が多い業務
電話を使った業務の効率化には欠かせないアイテムの一つと言えるでしょう。
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