コールセンターでは英語力のあるオペレーターは評価されることが多いです。
英語力に自信のない人は、英語が必要なコールセンターでは働けないのでしょうか?
今回は、英語力はあまり無いけれど英語を使うコールセンターで働きたいという人の解決策を検証していきます。
英語力を要するコールセンターと一般的なコールセンター比較
外国の方からの問い合わせが多い「英語力を必要とするコールセンター」と、「一般的なコールセンター」では、どのような違いがあるのでしょうか?
まず時給に関して比較してみます。
- 平均時給約1,400円~1700円
- 平均時給約1,000円~1,800円
時給を見てみると、やはり英語力を必要とするコールセンターの方が高く設定されています。
始めから時給の高いコールセンターで働きたいのでしたら、英語のスキルは持っておいた方がいいようです。
ただ、一般的なコールセンターでも、1,800円という高時給で働ける場合があります。
こちらは、パソコン技能が備わっている人が優遇されます。
高時給希望で英語が苦手という人は、パソコン技能を習得しましょう。
又、一般的なコールセンターで働いている人も、英語ができる人があまりいない為、英語力があると評価が上がりやすく、時給が早くアップします。
一目置かれる存在になるのも、やりがいが出るのではないでしょうか。
英語を使うコールセンターはネイティブ並の英語力が必要?
英語を使うコールセンターで働きたいけれど、自分の中途半端な英語力では応募する自信がないと、諦めてしまう場合も多いかもしれません。
でも、それは間違っています。
ネイティブ並の英語力がなくても、今のあなたのレベルに合った英語力を使えるコールセンターがあります。
では、英語力のレベル別で見ると、どういった会社のコールセンターが合うのか見て行きましょう。
英語力レベル別に見たコールセンターの仕事
初級
外資系企業が日本に進出するのは、日本人向けの商品や契約を展開するのが目的なので、コールセンターではほぼ日本人のお客様からの問い合わせとなります。
ですが、国内企業より英語に触れる機会が多くなりますので、多少の英語力は必要となります。
お客様からの電話を、ホテルの担当者に取り次ぐまでの業務なら、初級レベルでも対応可能となります。
中級
相手の英語をある程度聞き取ることができ、片言でも会話ができる人なら可能な仕事です。
海外へ送金する仕事で、使う英単語は決まってくるため、ネイティブ並の英語力は必要ありません。
上級
英語圏の企業で使用しているシステムに関する問い合わせを受け、日本人の担当者の為に翻訳・通訳をする業務です。
専門的知識の勉強も必須で、ネイティブ並の英語力は必要です。
海外貿易を行っている会社です。
輸出入貨物やその配達状況に関する、海外からの問い合わせに正確に対応しなければなりません。
英語力に自信がなくても現場でスキルが身に付く
英語力が初級でも、いずれ高時給のコールセンターで働けるような実力をつけたいなら、今の時点で外資系企業やホテルといった英語初級レベル対応可能のコールセンターで働き始めることをお勧めします。
電話の対応が初級レベルだとしても、実際の職場は海外部署とのやりとりなど、英語に触れる場面は必ずあります。
現場で使用しないといけないとなると、英語は自然に身についていくものです。
又、電話で英語のやりとりをするということは、音声のみで理解を深めなければいけないということですので、リスニング・スピーキング力をつけるにはうってつけと言えるでしょう。
中にはマレーシアなどの海外就職で、英語不要の募集もあります。
現地で日本人からの問い合わせを受けるコールセンターです。英語授業・仕事研修も備えており、社内用語は英語ですから、否が応でも英語力・ビジネス技能はアップします。
まずは応募しよう
外資系企業・ホテル・海外就職などを経歴に持つと、転職の時に優遇されることも多くなります。
英語力がまだ初級だからと諦めず、ステップアップを狙うなら勇気を出してコールセンターに応募しましょう。
最後までご覧いただきまして、誠にありがとうございます。