たくさんあるよ!ビジネスフォン・PBXのパッケージの種類のまとめ6つ

ビジネスフォン・PBXには数多くのパッケージが存在します。

パッケージとは、ビジネスフォン・PBXの中に実装する基板のことを指します。

利用シーンに応じて、必要となるパッケージを、ビジネスフォン・PBXの筐体に実装することで、様々な内線や外線、機能などが使えるようになるのです。

というわけで、ビジネスフォン・PBXで使用する、パッケージについてまとめてみました。

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【1】内線系パッケージ

多機能内線パッケージ

多機能電話機を接続するためのパッケージです。

多機能内線パッケージは、ビジネスフォン・PBXに多機能電話機を接続するための基板です。【1】ビジネスフォン・PBXで最もよく利用されるパッケージビジネスフォン・PBXで一番多く使われる端末は、ずばり多機能電話機です。それに伴い、多機能内線用

アナログ内線パッケージ(一般内線パッケージ)

一般家庭でも使えるタイプの普通の電話機を接続するためのパッケージです。

アナログ内線パッケージ(一般内線パッケージ)は、ビジネスフォン・PBXに一般電話機を内線として接続するための基板です。【1】そもそも一般電話機とは?一般電話機とは次のような電話機です。 アナログ回線に接続して使う、一般家庭などでよく使われ

長距離内線パッケージ

一般内線を遠くはなれた場所でも接続できるようにする、長距離対応のパッケージです。

広い敷地内にて、ビジネスフォン・PBX本体から遠く離れた場所にアナログ内線を設置したい 数km離れた場所にある、別の事業所に対して一般内線を接続したい長距離内線パッケージは、ビジネスフォン・PBX本体から遠く離れた場所にアナログ内線(

VOIPパッケージ (内線用)

IP電話機を接続するためのパッケージです。

VOIPパッケージは、ビジネスフォン・PBXに、IP電話やIP端末、IPベースの専用線を接続するときに使用する基板です。【1】VOIPパッケージに収容するIP端末 (内線)VOIPパッケージに内線として収容できるIP端末には、次のようなもの

PHSアンテナ接続パッケージ

PHSアンテナを接続するためのパッケージです。

PHSアンテナから電波は発信することで、PHS子機を内線として利用できます。

PHSアンテナ接続パッケージは、PHSアンテナをビジネスフォン・PBXに接続して、PHS子機を内線として使用するための基板です。【1】PHSをビジネスフォン・PBXの内線として使うために必要PHSは1.9GHz帯の周波数帯の電波で通信を行い

ISDN内線パッケージ

INS64回線と同じ信号方式の内線を作り出せるパッケージです。

ISDN内線とは、INS64回線と同じ信号で動作する内線のことです。ISDN回線の内線版といってもいいでしょう。ISDN内線パッケージ はこのISDN内線を接続するための基板です。【1】ISDNの接続は4つの種類にわかれる公衆網で使われる電

【2】外線系パッケージ

アナログ回線パッケージ

アナログ回線 (一般加入電話) を外線として収容することができるパッケージです。

アナログ回線パッケージとは、一般加入電話、いわゆる「アナログ回線」をビジネスフォン・PBXに収容するための基板です。【1】アナログ回線パッケージはアナログ回線をビジネスフォン・PBXに接続するための基板電話回線を効率よくみんなで利用する。ビ

INS64回線パッケージ

INS64回線を外線として収容できるパッケージです。

INS64回線パッケージは、次のような回線を接続するための基板です。 INS64回線 VOIPゲートウェイでINS64回線相当に変換されたIP電話 (ひかり電話、KDDI光りダイレクトなど) ほかのビジネスフォン・PBXからのISDN

DSUパッケージ

INS64回線に必要となるDSUをパッケージ型にしたものです。

INS64回線を2芯のU点としてDSUパッケージに接続後、4芯のT点に変換してINS64回線パッケージに接続します。

DSUパッケージは、ビジネスフォン・PBXにINS64回線を収容するために必要となる、DSUを内蔵したパッケージです。【1】INS64回線はDSUに接続してから、目的の機器に接続DSUは「Digital Service Unit」の略で、I

INS1500回線パッケージ

INS1500回線を外線として収容できるパッケージです。

INS1500回線用パッケージは、ISDNの1次群インタフェースである、INS1500回線を収容するための基板です。【1】INS1500回線とはISDNサービスのひとつである、INS1500回線について簡単に説明しましょう。INS1500回

VOIPパッケージ (外線用)

ひかり電話やKDDI光ダイレクト、050番号などのIP電話をLAN直収するためのパッケージです。

VOIPパッケージは、ビジネスフォン・PBXに、IP電話やIP端末、IPベースの専用線を接続するときに使用する基板です。【1】VOIPパッケージに収容するIP端末 (内線)VOIPパッケージに内線として収容できるIP端末には、次のようなもの

【3】専用線パッケージ

OD専用線パッケージ

市外専用線 (OD) を接続して、拠点間で内線通話を行うためのパッケージです。

1回線接続につき、1通話となっています。

OD専用線パッケージはビジネスフォン・PBX同士をOD専用線接続するための基板です。(ODは「アウトバンドダイヤル」の略)【1】OD専用線はインバンドリンガに接続ていたが、いまはVOIPゲートウェイが主流昔はOD専用線といえば、信号を増幅す

LD専用線パッケージ

市内専用線 (LD) を接続して、拠点間で内線通話を行うためのパッケージです。

1回線接続につき、1通話となっています。

LD専用線パッケージは、ビジネスフォン・PBX同士を市内専用線で接続するための基板です。【1】LD専用線パッケージが使われるケース 数km以上離れた場所にある、別の拠点間をLD専用線で接続する 同一の敷地内にあるビジネスフォン・PBX間

TTC2M専用線パッケージ

TTC2M専用線を接続して、拠点間で内線通話を行うためのパッケージです。

1回線接続するだけで、最大30通話まで同時通話が可能となります。

TTC2M専用線パッケージは、TTC2M専用線をビジネスフォン・PBXに接続するために使用する基板です。【1】TTC2M専用線は、1回線収容で同時30通話TTC2M専用線は1回線で30通話まで同時通話が可能な専用線です。音声通話1チャネルあ

1.5M系デジタル専用線パッケージ

1.5M系デジタル専用線 (T1、J1など) を接続して、拠点間で内線通話を行うためのパッケージです。

1回線接続するだけで、最大23通話まで同時通話が可能となります。

1.5M系のデジタル専用線を、このパッケージに接続して使用します。【1】1.5M系デジタル専用線はINS1500と同じように接続1.5M系デジタル専用線は、INS1500回線に準拠した形での専用線なので、接続の方法もINS1500回線と同じ

SIP専用線パッケージ

SIPプロトコルを利用した音声通話を行うためのパッケージです。

各拠点間をIPネットワークを通じてVPN接続したルータに、SIP専用線パッケージをLAN接続することで、拠点間での内線通話を可能にします。

SIP専用線パッケージは、ビジネスフォン・PBX同士を、SIP専用線で接続するために使う基板です。【1】IPネットワーク上に仮想的に構築されたVPNを利用SIP専用線はIP-VPN、インターネットVPNなど、IPネットワーク上に仮想的に構築

【4】機能系パッケージ

ドアホンパッケージ

ドアホンを接続するためのパッケージです。

ビジネスフォン・PBXと接続されたドアホンのボタンを押すと、内線電話機を呼び出して通話をすることができます。

ドアホンパッケージは、ビジネスフォン・PBXにドアホンを接続するときに必要となる基板です。【1】ドアホンのボタンを押すと、多機能電話機を呼び出せるビジネスフォン・PBXに実装したドアホンパッケージにドアホンを接続すると、ドアホンと多機能電話

構内放送パッケージ

放送設備とビジネスフォン・PBXを接続するためのパッケージです。

内線電話機から放送を行ったり、放送に応答できるようになります。

構内放送パッケージは、ビジネスフォン・PBXに放送設備を接続するときに必要となる基板です。【1】構内放送パッケージと放送設備間は、音声と起動を接続構内放送パッケージには、次の2種類の回路が実装されています。音声用の回路音声用の回路は、実際に

外部音源接続パッケージ

外部音源をビジネスフォン・PBXに接続するためのパッケージです。

保留音などを外部音源から入力できるようになります。

外部音源接続パッケージは、外部音源装置からの音源をビジネスフォン・PBXに接続するための基板です。【1】外部音源の主な用途外部音源接続パッケージから接続した音源は、主に次のような用途で使用されます。保留音次のようなオリジナルの保留音を流した

PB信号パッケージ

PB信号 (プッシュ信号) の入力を受信、あるいはPB信号を送出するためのパッケージです。

ダイヤルイン契約をしたアナログ回線や、PB信号を使う一般電話機を使うときに、必要になります。

PB信号パッケージは、局線や内線電話機からのPB信号 (プッシュ信号) を受信/送信するための基板です。PBレシーバー、PBレジスターともいいます。【1】PB信号 (プッシュ信号) とは?高群周波数 (Hz)12091336...

会議通話パッケージ

3台以上の内線電話機で会議通話を行うためのパッケージです。

最大で32者までの会議通話が可能なパッケージもあります。

会議通話パッケージは、複数の内線電話機同士で会議通話を行う時に必要となる基板です。【1】会議通話とは「3者以上」での同時通話のこと内線と外線、内線と内線の通話は2者で成立しています。そこにもう1者を加えた通話を会議通話と呼びます。会議通..

ナンバーディスプレイパッケージ

ナンバーディスプレイ契約をしたアナログ回線を収容するときに必要になります。

局から送られてくるナンバーディスプレイ情報である、モデム信号を受信して、電話機の画面に番号情報を表示させることができます。

ナンバーディスプレイパッケージは、ナンバーディスプレイ契約をしたアナログ回線から、発信者番号情報を受信するために必要となる基板です。【1】ナンバーディスプレイパッケージで、アナログ回線の着信時に、相手の発信者番号情報を受信ナンバーディスプレ

通話料金管理パッケージ

内線電話機の通話料金を管理するためのパッケージです。

通話料金管理パッケージは、ビジネスフォン・PBXに収容された外線の通話料金を、内線ごと、グループごとなどで管理する時に必要となる基板です。【1】通話料金管理パッケージで内線・外線の通話料金を把握通話料金管理パッケージはビジネスフォン・PBX

ボイスメールパッケージ

ボイスメール機能を提供するためのパッケージです。

ボイスメール機能を使うと、留守番機能や通話録音が利用できるようになります。

ボイスメールパッケージは、ビジネスフォン・PBXで、通話録音や留守番などのボイスメール機能を利用するときに必要となる基板です。【1】ボイスメールの様々な機能を使って、より業務を快適にビジネスフォン・PBXのボイスメールには次のような機能があ

デジタルナースコールパッケージ

デジタルナースコールの制御装置を接続するためのパッケージです。

ビジネスフォン・PBXをナースコール連動させるときに必要となります。

デジタルナースコールパッケージは、ビジネスフォン・PBXに、デジタルナースコールシステムを接続するために必要となる基板です。【1】ナースコール呼出をPHSで受けられるナースコールシステムを、ビジネスフォン・PBXに接続する最大のメリットは、

アナログナースコールパッケージ

アナログナースコールの制御装置を接続するためのパッケージです。

現在ではほとんど利用されることはありません。

アナログナースコールパッケージは、ビジネスフォン・PBXに、アナログインタフェースのナースコールシステムを接続するために必要となる基板です。【1】アナログナースコールシステムとビジネスフォン・PBXを接続してPHS子機を連動させるビジネスフ

【5】IP系パッケージ

ルータパッケージ

パッケージの形状をしたルータです。

主にはIP電話の収容で利用します。

ルータパッケージはビジネスフォン・PBXに、ルータを実装させるときに使用する基板です。【1】IP電話やSIP専用線のゲートウェイとして利用ルータパッケージはビジネスフォン・PBXに、次のような接続をするときに使われます。LAN直収のIP電話

ブリッジパッケージ

レガシー系とIP系の通話の橋渡しをするためのパッケージです。

ブリッジパッケージは、従来のレガシー系の端末・回線と、IP系の端末を相互接続するために必要となる基板です。【1】ブリッジパッケージで、レガシーとIPの橋渡しブリッジパッケージの役割の1つに、レガシー系とIP系の橋渡しがあります。レガシー系の

【6】制御系パッケージ

CPUパッケージ

ビジネスフォン・PBXの全体を制御するためのパッケージです。

CPUパッケージはビジネスフォン・PBXの全体を制御する基板です。【1】ビジネスフォン・PBXの情報を保持・制御・運用CPUパッケージはビジネスフォン・PBX上にある、次のような設定情報をメモリ上に保持し、全体の機能を制御、運用を行います。

網同期 (クロック) パッケージ

INS64回線やINS1500などのデジタル回線から網同期信号を受信して、同期を取るためのパッケージです。

網同期 (クロック) パッケージは、INS64回線やINS1500回線などのISDN回線からの網同期 (クロック) 信号を受信して、デジタル網とビジネスフォン・PBXの同期をとるときに必要となる基板です。【1】INS64回線やINS1500

リレー制御パッケージ

無電圧接点やアースを出力して、外部の機器をリレー動作させるためのパッケージです。

電気錠の開錠、ページングアンプの起動、その他接点入力のスキャン等を行うときに、このリレー制御パッケージを使用します。 リレー接点の出力 外部接点からの入力のスキャン【1】リレー接点の出力リレー接点の出力には2通りあります。【1-1】無電

最後に

ビジネスフォン・PBXには数多くのパッケージがありますが、新しい機種が出るごとに徐々にですが統合されていって、パッケージの種類自体は減りつつあります。

中でも次のようなパッケージは別のパッケージに統合されていることもあります。

  • 長距離内線パッケージ
  • ISDN内線パッケージ
  • DSUパッケージ
  • 外部音源接続パッケージ
  • PB信号受信パッケージ
  • ナンバーディスプレイ受信パッケージ
  • 通話料金管理パッケージ
  • ボイスメールパッケージ
  • 網同期 (クロック) パッケージ

このようにパッケージの統合に加え、パッケージ1枚あたりの高密度化も進んでいることから、ビジネスフォンとPBXとの開きが昔に比べて縮まってきています。

PBXをリプレースしたらビジネスフォンで十分に事が足りてしまった、というケースも少なくありません。

時代が進んだといえばそれまでですが。

ビジネスフォンの更新をお考えでしたら、お気軽に問い合わせしてみてくださいね。

最後までご覧いただきましてありがとうございます。

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