ビジネスフォン・PBXを導入する最大のメリットは電話回線を効率よく利用することにあります。
よく使われる「外線」とはビジネスフォン・PBXに収容する電話回線のことを指します。
ビジネスフォン・PBXに接続する回線は「内線」と「外線」の2種類に分けられる
ビジネスフォン・PBXに接続する回線はざっくりと次の2種類の回線に分けることができます。
- 内線
- 外線
ビジネスフォン・PBXに接続する「内線」とは?
内線とはビジネスフォン・PBXの配下で使う電話機のことを指します。
- 多機能電話機
- 一般電話機
- デジタルコードレス電話機(PHS)
- IP電話機など
内線番号はビジネスフォン・PBXが作り出す番号
内線にはそれぞれ内線番号というものが割り当てられるのですが、この内線番号を作り出すのがビジネスフォン・PBXの大きな役割の一つでもあります。
ではビジネスフォン・PBXに接続する「外線」とは?
ビジネスフォン・PBXに接続する「外線」には次のような種類があります。
- アナログ回線
- INS64回線(ISDN)
- INS1500回線(ISDN)
- ひかり電話、050番号などのIP電話
- 専用線
外線とは電気通信事業者が作り出す番号
「内線」の場合だと内線番号はビジネスフォン・PBXが作り出します。
「外線」の場合は電気通信事業者が外線番号(電話番号のこと)を作り出します。
- 03-xxxx-xxxx(東京の場合)
- 06-xxxx-xxxx(大阪の場合)
- 050-xxxx-xxxx(IP電話の場合)
- 090-xxxx-xxxx(携帯電話の場合)
- 080-xxxx-xxxx(携帯電話の場合)
- 070-xxxx-xxxx(携帯電話、PHSの場合)
内線から外線を効率よく利用する、そのためのビジネスフォン・PBX
これらの外線をみんな(すなわち内線)で効率よく利用するためにビジネスフォン・PBXは存在します。社内間での通話は内線を使って行い、社外との通話は外線を使います。
ビジネスフォン・PBXに収容している外線は、どの内線からでも利用可能です。
ビジネスフォン・PBXに収容する外線の本数は基本的には「同時に通話する本数」を軸に設計を行います。
ほとんどの場合、外線の回線数が内線の数を上回ることはありません。(ごく稀に例外はありますが)
最後に
内線は社内で使う電話機のこと、外線は「社内~社外」で通話するときに使う電話回線のことを指します。
多機能電話機のファンクションキーには外線を割りつけて利用することがスタンダードとなっているので、ファンクションキーのことを「外線ボタン」と呼ぶこともあります。
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