ビジネスフォン、PBXで使う「多機能電話機」っていったい何が違うの?

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Q&A

「多機能電話機」という言葉を耳にしたことはないでしょうか。

 

「多機能電話機」とは会社でよく使われる例の「電話機」のことです。

 

 

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「多機能電話機」とはビジネスフォン、PBXでしか使えない専用の内線電話機のことです

NEC DTK-24D-1D(WH)TEL 24ボタンデジタル多機能電話機(WH) DT500Series

多機能電話機は、ビジネスフォン・PBXに接続して使用するための専用の内線電話機です。

 

一般の家庭で使うような家庭用電話機とは異なり、多くの機能ボタンやファンクションキー(自由に設定可能)が用意されており、ビジネスフォン・PBXの機能を効率的に発揮できるような設計になっています。

 

 

発信、着信、保留、取り次ぎなどの業務が快適に

多機能電話機で発信が快適

  • 短縮ダイヤル利用時には液晶画面を見ながら文字での検索ができる
  • 多機能電話機のファンクションキーによくかける電話番号をワンタッチ登録できる
  • 発信で使用する電話回線を外線ボタンごとに使い分けることができる

 

 

多機能電話機で着信が快適

  • 外線着信時に液晶画面にかけてきた相手の電話番号が表示される(ナンバーディスプレイ契約時)
  • 多機能電話機の外線ボタンが着信点滅してどの番号にかかってきたのかわかやすい
  • 短縮ダイヤルに名称を登録しておけば、かけてきた相手の電話番号に応じて名称が液晶画面に表示される(ナンバーディスプレイ契約時)
  • 収容している電話番号ごとに外線の着信音やランプ色などを変更できる
  • 内線番号ごとに名称登録しておけば、かけてきた内線の名称が液晶に表示されるのでわかりやすい

 

 

多機能電話機で保留、取り次ぎが快適

  • 通話を保留すると外線ボタンや保留ボタンなどが他の電話機でもランプ表示するので、取り次ぎがスムーズ
  • 保留、取り次ぎのための機能ボタンがあらかじめ用意されている(保留ボタン、転送ボタンなど)

 

 

他にも多機能電話機ならではの機能が多数用意されている

発信、着信、保留、取り次ぎなどの基本的な操作以外でも多機能電話機ならではの機能がビジネスフォン・PBXには多数用意されています。

 

多機能電話機はまさしく、ビジネスフォン・PBXの機能を活かすために特化した電話機なのです。

 

 

ビジネスフォン・PBXの機種やメーカーによって使える多機能電話機が異なります

多機能電話機はビジネスフォン・PBXの機種によって、接続できるタイプが決まっています。

 

多機能電話機ならどれでも利用できるというわけではありません。

 

基本的にはビジネスフォン・PBXと多機能電話機はセットであると考えたほうがよいでしょう。

 

 

多機能電話機を違うビジネスフォン・PBXに流用できる場合もある

ビジネスフォン・PBXの機種、あるいはメーカーによっては多機能電話機を流用できることもあります。

 

  • 同じメーカー製のビジネスフォン・PBXの場合は下位互換をサポートしていることがある(旧世代の多機能電話機を流用できる)
  • 違うメーカー製のビジネスフォン・PBXでもOEM供給のものは流用できることがある
  • ビジネスフォン・PBXの機種が異なっても同じ系統のシリーズ内にふくまれているのであれば流用できることがある

 

 

逆に同じビジネスフォン・PBXでも流用できないこともある

同じビジネスフォン・PBXであっても多機能電話機を流用できないこともあります。

 

  • 同じビジネスフォン・PBXでもソフトウェアのバージョンが異なると流用できないことがある
  • 同じ系統のビジネスフォン・PBXでも動作電圧などの違いから流用できないことがある(電話機の形状は同じでも型番が異なるなど)
  • 多機能電話機の見た目は同じように見えてもバス接続、スター接続、LAN接続というふうに接続方法が異なることがある

 

多機能電話機の見た目の形状がまったく同じように見えても、型番が少しでも違っていたら流用できないことも多々あります。

 

流用できるかどうかの確認はしっかりと行うことをおすすめします。

 

 

最後に

ビジネスフォン・PBXといえば真っ先に思い浮かべるのがこの「多機能電話機」ではないでしょうか。

 

色や形状、ボタンの数、ランプの色数、着信音の種類など、多機能電話機はビジネスフォン・PBXの機種やメーカーにより、実に様々です。

 

人によって好みが大きく別れるところでもありますが、「多機能電話機」は電話業務を効率よく行うためは欠くことのできない電話機であるといえるでしょう。

 

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最後までご覧いただきましてありがとうございます。

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