どこが違うの?【ビジネスフォンの多機能電話機】と【家で使う一般電話機】の違いまとめ

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Q&A
  • 会社のオフィスなどのビジネスフォンでよく使われる多機能電話機
  • 家でよく使われる一般電話機

 

どこが違うの?よくわからんのだけど。

 

というわけで違いを説明します。

 

 

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【1】家で使う一般電話機はアナログ回線に接続

家でよく使われる一般電話機は、いわゆる「アナログ回線」と呼ばれる回線に接続して使用します。

 

 

一般電話機(家庭用電話機)が接続できるアナログ回線の種類

1. アナログ回線

アナログ回線、すなわち普通の電話回線のことです。

 

2. ターミナルアダプタ(TA)のTELポート

INS64回線が接続されたターミナルアダプタ(TA)のTELポートに、一般電話機(家庭用電話機)を接続します。

 

ターミナルアダプタのTELポートからは、アナログ回線と同等の信号が変換されて出力されるので、一般電話機(家庭用電話機)を接続すれば、普通の電話回線として使用できます。

 

なお、このTELポートのことは「R点」とも呼びます。

 

ちなみにINS64回線がターミナルアダプタに最初に接続される接続点のことは「U点」と呼びます。

 

3. ひかり電話用VOIPゲートウェイのアナログポート

光回線が接続される、ひかり電話用VOIPゲートウェイのTELポートに、一般電話機(家庭用電話機)を接続します。

 

ひかり電話用VOIPゲートウェイのTELポートからは、アナログ回線と同等の信号が変換されて出力されるので、家庭用電話機を接続すれば、普通の電話回線として使用できます。

 

4. ビジネスフォン主装置のアナログ内線(一般内線)回路

ビジネスフォン主装置に実装された、アナログ内線パッケージ(一般内線パッケージ)の一般内線回路に、家庭用電話機を接続します。

 

アナログ内線パッケージは、家庭用電話機などの一般電話機を、内線として接続するための基板となっています。

 

 

【2】ビジネスフォンで使われる多機能電話機は、ビジネスフォン主装置に接続して使用

ビジネスフォンでよく使われる電話機は、多機能電話機と呼ばれており、ビジネスフォン主装置に接続して使用します。

 

 

 

多機能電話機はビジネスフォン主装置専用のデジタル信号で動作

ビジネスフォンで使われる多機能電話機は、家庭用電話機と違い、ビジネスフォン主装置専用のデジタル信号で動作します。

 

ビジネスフォンの多機能電話機はビジネスフォンの主装置にしか接続できないのです。

 

 

多機能電話機はビジネスフォン主装置とセット

多機能電話機はビジネスフォンの主装置とセットになっており、機種やメーカーが異なると使うことができません。

 

同じメーカーの同じシリーズの機種であれば、多機能電話機を流用することができることもありますが、基本的には主装置と多機能電話機はセットであると認識しておいたほうが良いです。

 

 

最後に

ビジネスフォンの多機能電話機は、様々な機能を利用するため、家で使う一般電話機(家庭用電話機)とは、同じ電話といえども、全く別物となっています。

 

  • 多機能電話機はビジネスフォン・PBXにしか接続できない
  • 一般電話機(家庭用電話機)はアナログ回線もしくはアナログ内線にしか接続できない

 

ということなのです。

 

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